UFC離脱の前ヘビー級王者フランシス・ガヌー、素手ボクシングが交渉へ!ベラトールら大手団体も獲得に興味
世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』を離脱した前UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌー(36=カメルーン)の今後の動向に注目が集まっている。
UFC代表のダナ・ホワイト社長は16日の記者会見で、難航していたガヌーとの契約交渉が不成立に終わったことを発表。自動的にガヌーは王座返上となり、元同級暫定王者のシリル・ガーヌ(フランス)と3年ぶりに復帰する元ライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズ(米国)がその空位となったヘビー級王座を争うことを明らかにした。
気になるのは、“人類最強”とも言われるガヌーの今後の去就だ。多くの格闘技団体が興味をして指定いる中で、この数年で急成長している素手ボクシング団体『BKFC』代表のデイビッド・フェルドマン社長がガヌーと契約交渉を進めていると発言した。
BKFCは過去もマイク・タイソンやヴァンダレイ・シウバに参戦交渉を行ったことがあり、UFCで言えば、ペイジ・ヴァンザントなど多くの“元UFCファイター”が移籍し活躍している。仮に破格の契約金などの準備ができれば、実現はあるのかもしれない。
また、ベラトール代表のスコット・コーカー社長も昨年からガヌーがフリーになった場合は獲得に興味があることを明らかにしており、海外の複数の格闘技メディアによれば、ガヌーに興味を持っている団体として、アジア最大級の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」や北米MMA団体の「PFL」などの名前を上げている。
ガヌーはMMAを始める前にプロボクサーになることを夢見ており、これまでもボクシングの現WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーとのボクシングマッチを希望していたがUFC契約により実現には至らなかった。もしこれらの団体でUFCの様な専属ではなく、団体外でのボクシングマッチなどの活動も可能な条件を出すところがあれば、ガヌーは首を縦に振るのかもしれない。
引く手あまたの状況のガヌーだが、昨年初めに行った膝の手術からの回復で、まだすぐリングやケージには立てない。今後、ガヌー獲得に水面下で熾烈な争いが行われることが予想されるが、果たしてガヌーの新天地はどこになるのか。今後の動向に注目したい。
▶︎次ページは【動画】“人類最強”ガヌー、戦慄のKOシーン!
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