ボクシングヘビー級王者フューリー、UFC王者ガヌーの発言に噛み付く「楽勝、ボコボコだ」挑発合戦へ
3月28日にUFCヘビー級王者スティペ・ミオシッチ(38=米)にKO勝利し、新王者となったフランシス・ガヌー(34=カメルーン)の発言にプロボクシングで4団体ヘビー級を制し、現WBCヘビー級王者のタイソン・フューリー(32=イギリス)が噛み付いた。
ガヌーは、4月5日に海外メディアのTMZスポーツにプロボクシングへの転向の目標について「マイク・タイソンとは戦いたくないが、タイソン・フューリーのようなヘビー級ボクサーと戦いたいと思っている」と語った。そして4月8日には元プロボクシングヘビー級王者マイク・タイソン(54=米)が司会を務めるポッドキャスト「Hotboxin’」に出演し、ガヌーvsフューリーの対戦の話で盛り上がった。この対戦にはマイク・タイソンも肯定的だった。
これまで静観を保っていたフューリーだったが、本日14日、ついにツイッターで反応。マイク・タイソンとガヌーの2ショット写真を掲載し
「マイク・タイソンへ、アンソニー・ジョシュアを叩きのめした後、コイツもボコボコにしてやるさ。フランシス・ガヌー、楽勝だ」と挑発。
その1時間後にガヌーも反応、フューリーが血まみれになった写真(19年のオット・ワリン戦)の写真を掲載し「そいつ(オット・ワリン)にこうされたのなら、もし自分と戦った場合、どうなると思うんだ?」と返した。
両者のツイッターのリツイートは早くも軽く千を超え、いいねはそれぞれに約1万5千もつくなど大盛り上がりだ。挑発合戦が過熱し、対戦へとつながるか。
ガヌーの次戦は決まっていないが、フューリーは今年2戦、アンソニー・ジョシュアとヘビー級統一戦が計画されているため、フューリーvsガヌーのボクシングの試合が実現するとすれば、来年以降となるだろう。ボクシング王者vsUFC王者といえば17年8月のメイウェザーvsマクレガーだ。10R TKO勝利したメイウェザーだが、2年前にボクシングを引退しての復帰戦だった。フューリーは現役のまま戦うことになるだろう。さらに熱い戦いが予想される。
ガヌーは元々目標とするのはボクシング王者だった。カメルーンでボクシングジムに通い、王者を夢見てフランスに出てきたが、紆余曲折があり、何も知らなかった総合格闘技を勧められ現在に至る。UFCでは11勝2敗で勝ちは全てフィニッシュ。18年7月から5戦は全てパンチでKO勝ちしている。そんなガヌーはいずれはボクシングの世界に入りたいと熱望する。プロとしてのボクシング経験はないが果たしてどうなるか。
ガヌーは身長193cm、リーチ211cm、体重119kg(21年3月の前日計量時)。
対するフューリーは30勝(21KO)1分。ヘビー級きっての打たれ強さを誇る。身長206cm、リーチ216cm、体重123kg(20年2月の前日計量時)。
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