恐怖の足関節でヒザ足首が“あらぬ方向”にグニャリ、靭帯断裂や骨折の大ケガ「まるでバイク事故」と医者も心配=ONE

2023/01/20（金）UP
（最終更新：2023/02/27 20:46）

　14日の『ONE FIGHT NIGHT 6』で実施されたグラップリングのフライ級世界タイトルマッチ。そこで世界王者が仕掛けた足関節で挑戦者のヒザや足首が別角度にグニャリと曲がってしまったが、やはり怪我の状況は深刻だった。

【フォト＆動画】ヒザや足首が別角度にグニャリ！「まるでバイク事故に遭ったようだ」と医者が心配

　BJJムンジアル4連覇の王者のマイキー・ムスメシ（米国）が、コンバットサンボ世界王者ガントゥルム・バヤンドゥレン（モンゴル）挑戦者に迎えての初防衛戦だったが、ムスメシの足関節攻撃にガントゥルムの膝や足首が別角度にグニャリと曲がってしまった。
　ガントゥルムがタップをせず勝負は判定で終わったが、グニャグニャに曲げられた足の状況に視聴者から心配する声が上がった。

　この状況について、ONEのチャトリ代表が「SOUTH CHINA MORNING POST」の取材で説明。ガントゥルムの怪我は、ヒザ前十字靭帯の断裂、ヒザ内側側副靭帯の断裂、半月板の損傷、足首の骨折の大怪我。担当医は「まるでバイク事故に遭ったような大怪我」と言われたという。

　また、医者はキャリアが終わる程の重症と言い、仮に復帰できた場合でも少なくとも1年以上はかかると診断したという。

　しかし、当の本人は状況を理解しているのかわからないが、自身のインスタグラムに今回の試合レポート記事を掲載。対戦相手のムスメシに「多分、2ヶ月位で走れるようになると」と笑顔とピースサインの絵文字入りでメッセージ。これに対しムスメシは「早く回復するのを祈っている」と返した。

　ガントゥルムの“根性”は素晴らしかったが、流石のチャトリ代表も「彼がタップしなかったのは賢明な判断ではなかった」と語ったが、ガントゥルムの早期復帰を祈るばかりだ。

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