【UFC】暴動寸前!花道を新王者が走って逃げる!物が降る恐怖
1月22日(日本時間)ブラジル・リオデジャネイロで開催された『UFC 283』では[フライ級統一王座決定戦]が行われ、暫定王者のブランドン・モレノ(メキシコ)が、正規王者のデイブソン・フィゲイレード(ブラジル)に3R TKO勝利(目の負傷によるドクターストップ)した。
しかし観客たちは、反則のアイポーク(目突き)による負傷だと信じ、会場が暴動寸前の雰囲気に。物が投げつけられ罵声が響く中、モレノは警備員たちにガードされながら走って会場を後にした。
試合はスタンドやグラウンド共に一進一退と言ってよい展開。しかし3Rの前半に、モレノが左右フックで前へ出ると、モレノの左ロングフックがフィゲイレードの右目周辺にヒットする。
フィゲイレードは指が目に入ったとアピールするが、レフリーは試合を続行する。試合が進むにつれ、フィゲイレードの右目が腫れ、開かない状態に。3R終わりに入ったドクターチェックでストップが告げられ、モレノのTKO勝利となった。
ドクターチェック中に、会場でモレノの左フックのリプレイが流れると、会場は一斉にブーイングに包まれる。しかしパンチは有効打と判断され、モレノの勝利が確定した。
モレノにベルトが渡され、巻かれている間にも不穏なざわめきはやむことがなかった。
地元の正規王者が反則のように見える攻撃で王座陥落し、観客たちは納得がいかなかったのだろう。
モレノがケージを出る時には、警備員たちがモレノの身体を周囲から抱きかかえるようにして、花道を逃げるように走り会場を出る。モレノには、物やドリンクの中身が降り注いだ。
また、この大会のメインイベントでは[ライトヘビー級王座決定戦]として、こちらも地元の英雄グローバー・テイシェイラ(ブラジル)とジャマール・ヒル(米国)が争い、ヒルが判定勝利し新王者となった。
テイシェイラは試合後のマイクで「勝利したヒルと一緒に、ケージを離れたい。どうかこの新しいUFCライトヘビー級チャンピオンに、敬意を示してほしい」と地元のヒーローである自分に勝利したヒルに、先ほどのような危害を加えてほしくないとメッセージした。
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