2023/01/27（金）UP
（最終更新：2023/02/25 22:12）

原口は『NARIAGARI』についてコメントした

　3月26日（日）に東京・有明アリーナで開催の『RISE ELDORADO 2023』の記者会見が27日、都内の会場にて行われた。ISKA世界ライトウェルター級（-65kg）王座決定戦3分5Rで原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）がジェレミー・モンテェリョ（Kona team/フランス）と対戦することが決まったが、皇治が2月5日に旗揚げする格闘技イベント『NARIAGARI』（大阪・176box）についてコメントした。

【フォト】皇治プロデュース『NARIAGARI』オーディションで乱闘発生＆金的が効かない男登場

　3月に世界戦を控えた原口は、皇治の『NARIAGARI』オーディションにアドバイザーとして参加していたこともあり、このことに対して質問が飛んだ。

　まず皇治については「皇治さんは、凄いなと思っています。僕はガチ路線なんでスタイルは違うんですが、エンタメを学んでいる感じです。盛り上げ方が違うので、そこが線引きかなと思います」と自分との違いを意識し、足りないことがあれば吸収しようと思っているようだ。

『NARIAGARI』に協力する理由は、「メディアにもっと出ていきたいと思っています。悪い方向ではなく、いい方向で（笑）。それが『NARIAGARI』だっただけ。これからも試合以外で出ていきたいと思っています。世界へ出ていく前に、日本で知られていきたい。そこも目標としてあります」と、さらに認知度を高めるための一環だと明かした。

　そして、『NARIAGARI』の印象については、「エンタメじゃないんで協力した部分はあるし、まだ第1回大会もやっていないんで。これがズレていかないことを僕は信じています」と原口。ブレイキングダウンも含めて、エンタメイベントと呼ばれることについては「エンタメイベント？　どうなんですかね。名前を出していいのか分からないけど、ブレイキングダウンとかですか。僕は反対ではないです。あれはあれで一つの映画として見ているんで。僕は、一生やらないところではありますけど」と悪い印象は持っていないという。

　その上で原口は「ただ、出ている人が格闘家ぶっているのは気に食わないところはあるんですけど、数字は取れているし仕方がない部分もあります。それに対しては、言うことはないです。だから俺がガチ路線で頑張って、本物の格闘家を見せていこうと、より頑張ろうと逆に思っています」と“素人”との違いを見せたいと宣言した。

　RISEの伊藤隆代表は「『NARIAGARI』は見たことないし、コンセプトは理解しています。そこから“第二の皇治”が出てくればいいなと思っています。何かあればサポートしていきたいと『NARIAGARI』については思っています」と共存共栄も視野入れている考えを明かした。

『NARIAGARI』で活躍した選手が、『RISE』のリングで活躍する。そんな図式ができあがる可能性もありそうだ。

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