マイク・タイソンと並んだ!デビュー19連続KO記録、3団体王者ベテルビエフが豪快KO勝利
プロボクシング[WBC・IBF・WBO統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ』が28日(日本時間29日)、英ロンドンのウェンブリー・アリーナにて行われ、3団体統一王者アルツール・ベテルビエフ(38=カナダ)が挑戦者アンソニー・ヤード(31=英国/WBO1位・WBC・IBF3位)に8ラウンド2分1秒、豪快なオーバーハンドでTKO勝ちし、2度目の3団体防衛に王座初の防衛に成功した。
ベテルビエフは13年のプロデビューから19連続KO勝ちでKO率100%。プロデビューから19連続KOは、86年3月に記録したマイク・タイソンに並んだことになる。
試合はベテルビエフが序盤から圧力をかけ左をヒットさせると、ヤードも下がりながら左のカウンターを返すなど互いに譲らぬ展開。
2ラウンドにベテルビエフは右ストレートでぐらつかせたが、ヤードも徐々に吹っ切れてきたのか動きが柔らかくなり3ラウンドには下がりながらも手数が増える。
4ラウンドにはベテルビエフの左でアゴが上がり連打でロープを背負ったヤード。後半には再び右がヒットぐらつくも堪えたヤード。
5ラウンドにはヤードも右ストレートをクリーンヒットさせベテルビエフを下がらせるシーンもあり一進一退の様相に。
6ラウンドにベテルビエフが左目上、ヤードが右目下から出血。
そして8ラウンド、ベテルビエフが右でぐらつかせると、続けて右のオーバーハンドでダウンを奪う。何とか立ち上がったヤードだったが、再開後すぐに再びオーバーハンを被弾したところでセコンドが試合ストップの意思を示しレフェリーは試合をストップした。
勝ったベテルビエフはインタビューで次は現WBA世界ライトヘビー級スーパー王者との4団体統一戦かについて振られると「ビボル、もちろんだ。歴史に残るいい試合になるだろう。どちらが強いかは戦ってみないとわからない」と述べた。
ビボルは昨年5月、階級を上げ王座に挑戦したカネロ・アルバレスに判定勝利し防衛した無敗王者。果たして次は4団体統一となるのか。ベテルビエフのKO率100%での4団体統一の偉業にも期待したいところだ。
▶︎次のページは【動画】ベテルビエフが豪快オーバーハンドKOの瞬間!
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