2023/02/01（水）UP
（最終更新：2023/02/01 18:59）

皇治が芦澤とのキック対決に自信

　4月1日（土）に開催される『RIZIN.41』の対戦カード発表会見が1日に行われ、皇治が登場、期待される芦澤竜誠とのキックボクシングマッチに「パンチだけでも十分、楽しみにしてて」と豪語した。

　元K-1スターの皇治は、今年9月の『超RIZIN』でフロイド・メイウェザーのボディガードのジジにスタンディングバウトルールで勝利。
　続いて今年11月には単身でドバイへ渡り、メイウェザーの刺客ジャハン・イングラムとボクシングルールで激闘を繰り広げた。
　現在はメイウェザーとの対戦を希望し続けている。

皇治は芦澤を「へなちょこ」だと豪語

　皇治の対戦相手はまだ未定だが、会見に登場した皇治は「一人しかいないでしょ、芦澤（竜誠）しかいないでしょ。なんであいつ（会見に）いないのかな」と吠える。

　芦澤は“K-1の問題児”として知られるが、昨年末にはK-1との契約が満了。大晦日のRIZINではリングへ登場し”キック最後の試合”として皇治に対戦表明していた。

　なお芦澤は、年頭からMMA修行のため日本を離れ、現在は今週末に行われる韓国『BLACK COMBAT』に参戦する山本聖悟のセコンドにつくため、韓国へ渡っている。

　榊原CEOが「（皇治は）足にケガをしていることもあり、なかなか試合が組めない」と説明するが、皇治はそれをさえぎり「なんでもいいですよ、キックボクシングでも。あいつくらいパンチで十分なんで」とケガに関係なく、キックルールで芦澤と対戦すると言う。

”足のケガ”がどの程度かについて、皇治は「何年も前からで、ずっとそれでやってきた。なんの言い訳にもならんし」と、試合に大きく影響するほどではないようだ。

現在芦澤（右）は友人のMMAファイター山本聖悟（左）のセコンドのため韓国入り BLACK COMBAT

　もっとも芦澤との対戦については、あまり乗り気ではなく、本命はあくまでメイウェザーだ。
　芦澤について、皇治は「興味ないですもん。K-1の時から応援してくださったみなさんにとっては、少しは盛り上がるかな。でも（芦澤は）弱いですもん、すぐ倒れてしまうし、ヘナチョコですよ」と散々な言いようだ。

　対戦が実現した暁には「あいつ、いつも”ひょえー”って倒れてまいますやん。そんな倒れ方するかってくらい。楽しみにしてください」とKO勝利する気満々だ。

　ルールについては、芦澤は自身のYouTubeで「RIZINに来たならMMAをやるのが筋」とも語っていたが、榊原CEOは「芦澤選手からはキックで戦いたいと聞いている。MMAでやるにもアジャストする時間はいる」とキックルールで進めたいとする。
　さらに「芦澤選手と早急にルール、体重含めて調整し、近々に両者同席で正式発表出来るよう進めたい」と2人の対戦を正式にマッチアップしたいとした。

　K-1では実現しなかった、スター選手同士のビッグマッチが、現実味を帯びてきた。

　なお、会見では明言されなかったが、RIZIN公式Twitterでは対戦カードとして皇治vs芦澤竜誠が発表された。ルール・体重は未定。

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