【シュートボクシング】王者・植山征紀、全勝の新星・山田虎矢太に「甘い世界ではない、教えてやる」
2月12日(日)東京・後楽園ホールで開催されるSBシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2023 act.1』メインイベントのSB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)タイトルマッチにて、同級1位・山田虎矢太(シーザージム)の挑戦を受ける王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)が現在の心境を語った。
植山は27勝のうち14のKO勝ちを誇るハードパンチャー。18年11月、当時無敗だった笠原友希をTKOで葬りベルトを獲得した。SBだけでなく、RIZIN、RISEなど他団体でもその強打者ぶりを爆発させている。21年12月の初防衛戦ではタフな竹野元稀にKO勝利。今回が2度目の防衛となる。
対する山田は昨年12月の『RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』でRISEのスター選手・有井渚海に下馬評を覆してのKO勝ちを収め、大会一ともいえる強烈なインパクトを残した。現在、9戦9勝と無敗街道を驀進中だ。
23年最初の戦いでV2に挑む植山は「今は順調に準備ができていてバッチリ仕上がっています。試合で熱くなってしまったらどうしてもパンチの距離で戦ってしまうので、練習では冷静に力まずにパンチと蹴りをバランスよく出すことを意識しています」とコメント。
挑戦者の山田に対しては「若くてこの階級では一番勢いのある印象です。ファイトスタイル的にはテクニックもあって、倒せる一発もある何でもできる選手だとも思います」といい、「何を警戒しているというのはないのですが、僕のペースに持っていくことが勝負の鍵になるのかなと」と、あくまで自分の戦いだと言い切る。
山田といえば、昨年12月に有井を倒したあのKOシーンが印象的だ。「詳しいことは言えませんが、そこもしっかり対策しているのでカウンターは特に問題ありません」と対策も万全だ。
しかし、山田は20歳でしかもキャリア9戦全勝と“伸び代の塊”とも言える状態だ。「僕もデビューした頃は若いと言われていました。今年で27歳になりどんどん若い選手が出てきて焦る部分もありますが、20歳でチャンピオンになれる甘い世界ではないというところを教えてあげたいと思います。まだまだベルトを渡す気もないですし、僕は3度の挑戦までして苦労して獲ったベルトなのでそう簡単に渡すわけにはいきません。」と、トップの洗礼を浴びせさせると自信だ。
植山は最後に「まずはここをしっかり勝って“やっぱりチャンピオンの植山征紀は強い”というのを見せ付けて、他団体の王者クラスの選手には連敗中なので今年はリベンジをテーマにやっていきます」と意気込み、「最後に僕がKOで勝ちます!」と今回の防衛戦をKOで決めると宣言した。
▼第8試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)
vs
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位/挑戦者)
▶︎次ページは【動画】植山のKOフックが炸裂!相手意識もうろうでフラフラ
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