2023/02/08（水）UP
（最終更新：2023/02/08 21:26）

安保（右）が“愛弟子”ジョリー（左）に“無限スパーリング”で稽古をつけた

　2月19日に開催される朝倉未来の1分間大会『Breaking Down7』で啓之輔と対戦する、安保瑠輝也の弟子・ジョリーが、自ら志願し安保との“無限スパーリング”を行った。安保のYouTubeでは、“鬼化”した安保が疲れ切ったジョリーを何度も倒し、しかしそのたび立ち上がるジョリーの姿が映され、ファンから激励の声が飛んでいる。

【動画】安保が強烈なパンチとキック！ジョリーが何度もダウンする

　ジョリーは安保のYouTubeメンバーであり、現在はプロ格闘家を目指し安保の元で練習を積む。ブレイキングダウンでは、自称中国人最強のチョン・ツーウェイとアウトサイダーのレジェンド・萩原裕介に、いずれも判定勝利している。
　相手の啓之輔は元アウトサイダー王者で、前戦では元プロボクサー・飯田将成のボディにヒザ蹴りを突き刺し、逆転KO勝利している。

　安保は啓之輔について「ジョリーにとって過去最強」の相手と言い切る。ジョリーはそんな啓之輔との対戦を控え、ジョリーは自ら安保に“無限スパーリング”を申し出た。

　スパーリングはブレイキングダウンと同じく、1ラウンド1分。

パンチを得意とするジョリー＝昨年11月

　序盤は、ジョリーは持ち前の身軽さを生かして安保の攻撃をステップでかわす。しかし次第にジョリーの手数が落ち、5Rにはついにフットワークもきかなくなった。

　そこへ安保が正面から右ストレートを入れると、ジョリーは後ろへ飛んでしまう。
　なんとか再開したが、安保は容赦なく、ジョリーの空いたボディにレバーブロー！ジョリーはダウンし、座り込んでしまった。
　
　その後も安保が容赦なくハイキックや、ラッシュをかけると、ジョリーは倒れ、立ち上がるのに時間がかかる。安保は「心折れるな、立て、すぐ」と激を飛ばす。
　
　しかし7R目、ジョリーは何度も倒れるも、師匠・安保の言う通りすぐに立ち上がり、向かっていく姿を見せた。

　7R終了後、床にひっくり返ったジョリーは「全然だめ、自分に負けてもうた、ビビってもうた」と吐き出すように語る。安保も「俺、全然殴ってない、ボディだけや。そこから完全に恐怖心が勝ってる」とダメ出しだ。

　安保は「3分3Rのスパーリングをして、プロだったら俺が倒せる確率のほうが少ないんだから。普通のプロだったら。倒れたらあかんよ、プロ目指す人間は」と厳しいながらもアドバイスを送る。

　ジョリーも「今回の相手は、過去一強い相手。今までとは比べ物にならんくらい練習量を重ねてる。啓之輔さんに勝つことによって、俺の中の格闘家人生がスタートする」と意気込んだ。

　動画のコメントでは「何度も倒れても立ち上がる姿見て感動した、頑張れ」「こういうの見ると、自分も何度倒れようが勝つまで立ち上がろうと思えてくる」と応援や自分も励まされたという声が並ぶ。

　安保は今回の一戦について、啓之輔が6、ジョリーが4と、啓之輔有利の見立てをしている。ジョリーは、師匠・安保も啓之輔有利と見る下馬評をひっくり返し、“自分に負けず”勝利することが出来るか。

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