2023/02/15（水）UP
（最終更新：2023/02/15 18:11）

会見に出席した海人（パネルは王者ソンヒョン）

　3月26日（日）に東京・有明アリーナで開催の『RISE ELDORADO 2023』の最終追加カード発表会見が15日、行われた。RISEミドル級（-70kg）タイトルマッチ（3分5R無制限延長R）が行われ、王者イ・ソンヒョン（韓国）に、同級1位でS-cup2018世界王者・海人（TEAM F.O.D）が挑戦する。

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　ソンヒョンは13年に第2代RISEライト級王者となり、19年には第4代RISEミドル級王者になり二階級制覇。昨年8月には約3年ぶりのRISE参戦で、緑川創と延長Rに及ぶ激闘の末に引き分けている。

海人（左）が王者ソンヒョン（右）に再戦タイトルマッチ＝写真は19年の初戦

　対する海人は“SBの最高傑作”と評される絶対的エース。昨年6月の『THE MATCH 2022』でK-1王者の野杁正明を撃破し、日本最強を証明した。“対世界”への挑戦を掲げ、その後も強豪外国人選手相手に3連勝すると、今月11日には緑川創の引退試合で圧倒KO勝利ている。

　両者は19年9月、SBの舞台で対戦しており、接戦の末、海人が5Rで判定勝利している。

　RISEの伊藤隆代表は、今回の海人の王座挑戦について「3月にGLORYに決まりそうになったが、流れてしまった。海外で戦ってゆく海人には、RISEのベルトも持って戦ってもらいたい」と今回のタイトルマッチが決定したと説明する。

　会見には海人だけが出席。海人はソンヒョンについて「前回はSBのリングで戦ったが、その時からRISEルールで戦いたいと思っていた。自分の方が圧倒的に強くなっていると思う」と、RISEルールでも決着をつけたかったと言う。
　さらに「勝ちたいというより、勝ちます。前回は判定だったので、白黒はっきりつけて勝つ」とKO決着を狙う。

　両者の直近の試合が緑川戦で、ソンヒョンは延長ドロー、海人は2R KO勝利した。海人はソンヒョンの緑川戦は見たと言い「正直（ソンヒョンは）試合感覚が空いていたので、自分とやった時のほうがスピードもあったし戦いやすそうだった。でも緑川さんとやって試合感覚も取り戻しているだろうと思うので、強くなったソンヒョン選手と戦えれば」と緑川戦のソンヒョンより強くなっているだろうと予測する。