【RIZIN】皇治と芦澤竜誠の乱闘に榊原CEO「リングの上で決着を」、今後はMMAルール再戦も示唆＝4.1大阪

2023/02/16（木）UP
（最終更新：2023/02/16 16:12）

　4月1日（土）丸善インテックアリーナ大阪にて開催される格闘技イベント『RIZIN.41』の記者会見が2月16日（木）都内にて行われ、会見終了後、RIZINの榊原信行CEOが会見後に囲み取材に応じた。話題になったのはRIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3Rで対戦が決まった皇治（TEAM ONE）と芦澤竜誠（Battle-Box）の乱闘劇だった。

【連続写真】芦澤の飛び蹴りが皇治にヒット、芦澤の右パンチが顔面に！

　ルールが決まった皇治と芦澤は、会見で互いの悪口を同時に言い合い、ついに芦澤が皇治に蹴りを入れる乱闘に発展した。会見が途中で中止になるほどヒートアップし、その後の記念撮影でも火花バチバチの展開となり、殺伐とした状態が続いた。

　不穏な空気の中で囲み取材が始まると榊原CEOは、「ああいう展開になると、どうしたらいいか分からない。僕らに止める力がないし」と困惑した様子だったが、「この後は、リング上で決着をつけてもらえば」と好勝負になることを期待した。

　キックルールに落ち着いた経緯について榊原CEOは、「芦澤選手はMMAをやりたいと言っていましたが、まだ素人同士のMMAの試合は、ハイレベルのMMA選手たちの試合の中では彼らの持ち味が光らないと思いました。あとは皇治選手がヒザにケガを抱えている状態で、なるべく負担のかからないボクシングルールの試合をしてきた経緯もあります。キックルールならば、まだ試合ができるということで、K-1時代からの因縁があることも含めて、キックルールで決着をつけるのが合理的かなと思いました」と説明した。

　体重も互いに歩み寄っての61kgとなり、あとはリングで決着をつけるのみだ。気になるのは、芦澤が「今回でK-1ルールは最後。これからはMMAルールで戦う」と主張し、皇治もMMAルール参戦を示唆したこと。

　これについて榊原CEOは、「いいんじゃないですか。これから2人にはMMAの試合を積み上げてもらって、MMAルールで再戦なんてこともあるかもしれません」と歓迎ムードだ。今回でK-1時代からの因縁が結末を迎え、そしてMMAルールの因縁の始まりになる可能性も十分にあるだろう。

　はたして2人の物語は、今回の大阪大会でRIZINにどんな化学反応を起こすのか注目が集まる。

▶次ページは【連続写真】芦澤の飛び蹴りが皇治にヒット、芦澤の右パンチが顔面に！

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【RIZIN】芦澤竜誠が皇治に蹴りで襲い掛かる乱闘「雑魚！MMAでやれよ」（芦澤）「興奮するなドジョウ」（皇治）

・【RIZIN】元K-1芦澤竜誠が電撃参戦！皇治にローキックし対戦要求「けじめつけなきゃいけない」ルールはMMAか

・【RIZIN】元K-1芦澤竜誠が皇治に毒舌開始「RIZINに来たならMMAをやるのが筋！俺がメッキをめくる」

・芦澤竜誠、皇治に挑発と勝利宣言！ 「6月メガイベントでトーナメント?そもそもお前が入れると思うなよ」