2023/02/22（水）UP
（最終更新：2023/02/22 15:44）

計量パスした小林（左）。SBファイターのMISAKI（右）は指さしシュートポーズを作った

　2月23日（祝・木）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 165 -RISE 20th Memorial event-』の前日計量&記者会見が、22日（土）都内にて行われた。今大会は20周年記念として昼に『RISE 165 -RISE 20th Memorial event-』、夜に『RISE 166 -RISE 20th Memorial event-』の2部構成で実施される。
　夜大会のセミファイナル-46.5kg契約3分3R延長1Rに出場する小林愛理奈（FASCINATE FIGHT TEAM）は46.30kgで計量パス、MISAKI（TEAM FOREST）は46.25kgで計量パスして指さしシュートポーズを作った。

【フォト】MISAKIの“腹筋美”ビキニ姿、小林も鍛えたボディでマッスルポーズ

　MISAKIはシュートボクシングの女子軽量級のトップ選手。21年12月に念願のSB日本王者となり、昨年10月にはタイ強豪のペッチャーダーにKO勝ち。6連勝をマークした。しかし12月にはRISEアトム級王者・宮﨑小雪との王者対決に敗れている。

RISEで迎え撃つ立場となった小林

　迎え撃つ小林は女子離れしたパワーを持つハードパンチャー。昨年5月には宮﨑小雪の持つRISE QUEENアトム級タイトルに挑戦するも判定負けした。11月には一階級上のミニフライ級で小雪の姉・若菜からパンチでダウンを奪い判定勝利。12月には女子初のオープンフィンガーグローブマッチに参戦し、平岡琴からダウンを奪って判定勝利している。

　計量後の会見で小林は、「記念大会でセミを任されたので、必ずKOで勝ちたいと思います」と意気込みを語り、MISAKIは「12月のRISEの大会で宮﨑小雪選手に負けているにも関わらず、小林選手との試合を組んでいただき、ありがたく思っています。今回の試合は、すごく自信があります。楽しみにしてください」と負けずに話した。

MISAKIは宮﨑小雪へのリベンジマッチを希望した

　互いの印象についてはMISAKIが「すごいガンガンくる選手なので、ファイトスタイルが嚙み合うと思います。その中で倒して私が勝ちます」と宣言すると、すかさず小林が「前回、MISAKI選手はRISE初参戦でしたが、パンチと蹴りが女子の中では強い方かなと思います。噛み合うと話していましたが、嚙み合った選手は私が全員倒してきているんで、今回も倒したいと思います」と自信満々に語った。

　一歩も引かない両者。今回の試合で勝利した先のことを聞かれたMISAKIは、「私は宮﨑選手にリベンジをしたいです。小林選手に勝ったら、あとは宮﨑選手しかいないと思うので」と発言すると、「自信があることは良いこと。でもレベルの差が分かると思います。宮﨑選手にリベンジ？まあ、そうはならないですね」と小林が一蹴した。

　MISAKIがリベンジロードへ進めるのか、それとも小林が阻止するのか女子の試合も熱くなりそうだ。

＜計量結果＞
▼セミファイナル　-46.5kg契約 3分3R延長1R
小林愛理奈（FASCINATE FIGHT TEAM/アトム級1位、ミニフライ級2位）→46.30kg
vs
MISAKI（TEAM FOREST/初代SB日本女子アトム級王者、第7代J-GIRLSミニフライ級王者）→46.25kg

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