圧力鍋の事故で80%の視力失ったリゴンドーが復活の秒殺KO勝利、現役続行を宣言
元世界2階級制覇王者で2度のオリンピック金メダリストであるギジェルモ・リゴンドー(42=キューバ)が24日(日本時間25日)、米国・フロリダ州のハイアリア・パーク・カジノで、不慮の事故から3年ぶりにリングイン!バンタム超級10回戦でわずか74秒でKOし見事に復帰した。
対戦相手は同い年のジーザス・マルティネス(42=コロンビア)。戦績は33勝 (16KO)18敗。試合は序盤から前に出てサウスポーから連打するリゴンドーが開始20秒でダウンを奪うと、再開後にも徐々に詰め左ストレートで一撃で再びキャンバスに沈めると、相手は10カウントで立てず、リゴンドーが1分14秒、KOで勝負を決め、戦績を21勝(14KO)3敗とし、試合後、キャリアを継続することを表明。現在、井上が返上した空位となっているバンタム級の王座を狙っていく構えのようだ。
リゴンドーは昨年(22年)3月に、圧力鍋で豆を煮ていたところ爆発。角膜に火傷を負い、視力を80%失う事故に見舞われたが以降はリハビリに励み視力回復に努めてきた。キューバの情報サイト『CIBER CUBA』では事故の3ヶ月後の6月には練習が再開できると報じてきたが、事故から1年を経たずして復帰のKO勝ち。21年8月にカシメロに2-1の僅差で敗れWBAバンタム級レギュラー王座から陥落したが、これまでのパフォーマンスで再び王座を目指せるか。次戦の動きにも注目していきたい。
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