【ボクシング】圧力鍋の事故で80%の視力失った元王者リゴンドーが回復へリハビリ「試練を乗り越え、勝利を確信している」
ボクシングの元世界2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドー(41=キューバ)が3月5日(日本時間)、圧力鍋で豆を煮ていたところ爆発。角膜に火傷を負い、視力を80%失う事故に見舞われた。それから約4週間、本日31日にSNSをアップ。強い希望を持ち、リハビリに励む姿を公開した。
【フォト】リゴンドーがリハビリ公開、黒豆入りの美味しそうなキューバ料理も
リゴンドーは「今までの人生で、多くの困難を経験してきたが、今月は全てを乗り越えようとしています…またしても神様は私に試練を与えましたが、何度も同じように私は勝利すると確信しています」と意気込んだ。添付された写真は病院内の椅子に座りサングラスをしてパンチを出そうとしているリハビリを行う姿だ。このような投稿をしたということは回復へ強い確信があるからだと信じたい。昨年8月にカシメロに判定で敗れ王座陥落し、今年2月にWBO10位のアストロラビオに判定負けしているがリングへの再起も諦めてはいない様だ。
事故の詳細については、リゴンドーはキューバ産の黒豆を調理していたところ、不具合から圧力鍋が爆発してしまった。煮汁が目に飛び込み、角膜と胸に火傷を負い20%の視力になった。病院に運ばれたが手術はせず、目に麻酔を打ち包帯を巻き当日に退院できたという。リゴンドーのマネージャーは「角膜は通常48時間から72時間で再生し始めるが、2週間ほどかかることもある。すでにリゴンドーは日光と影を見ることができる」と退院直後、回復の希望を語っていた。
”100万回料理した”という慣れた郷土料理だったが不慮の事故。圧力鍋の事故は煮豆が多いという。豆を煮ると皮が簡単に剥がれ通気口を塞ぐためだ。そのため、煮豆対応がなされた圧力鍋もあるが、中には落とし蓋が必須のものもあり、私たち圧力鍋のユーザーもメーカーの注意事項を改めて確認したいところだ。
(Text:Takuji Yoshikura)
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