TOP > ニュース 一覧

【KNOCK OUT】龍聖、現ラジャ王者から奪ったダウンの裏に”那須川天心のKO技”があった

フォロー 友だち追加
2023/03/07(火)UP

無敗・龍聖が現役ラジャ王者に勝利!

 3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』のセミファイナルで、現ラジャダムナン王者ペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂン(タイ)に、延長戦でダウンを奪い判定勝ちした龍聖(WIVERN)が、一夜明け会見に足を引きずりながら出席。手を焼いた相手の強烈なローキックや、勝敗を決めたダウンについて語った。

【フォト&動画】龍聖が”殊勲のダウン”奪う瞬間/ラジャ王者の強烈ローで変色した左足

龍聖は何度もクリーンヒットさせたが倒れず

 龍聖は現在キック14勝無敗。相手のペットセーンセーブは昨年19歳で、ムエタイ2大殿堂の1つであるラジャダムナンスタジアムのスーパーバンタム級王座を獲得している。49勝のうち24のKOを誇る好戦的なファイターだ。

 試合で龍聖は、的確にボディやヒザをヒットさせる。しかしペットセーンセーブは効いた様子も見せず、執拗に右ローを合わせ、龍聖の前足にダメージを与えた。
 延長戦で、龍聖が後ろ蹴りからテンカオとボディを効かせ、即座に空いた顔に右ストレートを叩き込んだ。ペットセーンセーブがダウンし、龍聖が判定勝利で激闘を制した。

 龍聖は開口一番「本当にきつかった、苦しい戦いだった」と素直な気持ちを吐露する。

龍聖の足を腫らせたペットセーンセーブの強烈ローキック

 引きずっている足について聞かれると「めっちゃ痛いです」と苦笑し「1Rから効いていた。100%のポジションでもらっていたら、本当にやばかった」とローキックの強さに舌を巻く。

 ペットセーンセーブのタフさについて「めちゃくちゃタフで、いつもだったら1Rで終わってる攻撃が入っても立っている。なんで倒れないのかと、今まで体感したことのない、試合中の恐怖を感じた」と現役ラジャ王者の凄みを感じたと言う。

 延長戦でダウンを奪ったパンチについては、狙ったのではなく「本能のまま」打った。
 さらに、その直前の”布石”となった後ろ蹴りについては、一週間前に覚え、試合では初めて出した蹴りだったそうだ。

16年、那須川が後ろ蹴りでKO勝利の瞬間 この時はボディではなく顔にヒットさせた

 きっかけは「一週間くらい前に、那須川選手が(当時のルンピニー王者)ワンチャローンを倒してる(16年12月後ろ蹴りでKO勝利)映像を見て、自分もなんか当たりそうだなと思って。ふざけてジムでやってた。それまで全く出来なかったんですけど。たまたまあの場面で思い出して蹴ったら入った」と閃きのぶっつけ本番で出したらクリーンヒットしたそうだ。

 今後については「この階級で一番になりたい。今はキックボクシング界のスターが不在。自分がそういう存在になりたいし、それには昨日みたいな勝ち方じゃダメ。倒し方も問われてゆく」と大金星を得ても満足せず、さらに上に行きたいと貪欲な姿勢を見せた。

▶次のページ:【フォト&動画】龍聖が”殊勲のダウン”奪う瞬間/ラジャ王者の強烈ローで変色した左足

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・無敗・龍聖が現役ラジャ王者にダウンを奪い延長勝利「これからも強くなる」

・【KNOCK OUT】那須川天心がバックスピンキックでルンピニー現役王者を1RでKO

・木村ミノルの“パッキャオ戦アピール”にRIZIN榊原代表怒り「言う資格ない」

・秒殺KO勝ちの鈴木千裕、原口健飛との対戦希望「以前、眼中に無いと…」=一夜明け会見

・ぱんちゃん璃奈、デニムビキニでぽっちゃり計量「まん丸ですが、パワーは過去いち」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

新着情報


TOP > ニュース 一覧