元UFC王者ガヌーが、元ボクシング王者ワイルダーと対戦を約束、ボクシングとMMAの2戦か
今年1月にUFCを離脱した、前UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌー(36=カメルーン)が、元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(37=米)と「口頭約束」を結んだと発表した。米ESPN他、海外メディアのインタビューで明かしている。実現すれば、17勝のうち12勝がKOのガヌーと、43勝のうち42勝がKOの、完全決着必至のヘビー級対決となる。
【動画】ワイルダーの豪快KO! 相手は棒のように崩れる/ガヌーがアリスターを一撃失神KO
ガヌーは11日、ESPNのインタビューで「僕たちは何度かやり取りをし、お互いに戦いたいという”口約束”を交わしてきた。2回の試合をしたい、という所まで話している」と双方に合意の意思があると語った。
さらに「うち1試合はアフリカでやりたい、と話し合った。アフリカで2試合でもいい。スポーツを信じているアフリカの子どもたちに希望を見せたいから」と、愛するアフリカの地で戦いたいとする。
そして「2回目の再戦は、来年の”ランブル・イン・ザ・ジャングル(ジャングルの決闘)”の50周年に合わせてやりたい。アフリカで大きなことをするきっかけになると思う」と、74年にザイール(現コンゴ)で行われた、モハメド・アリvsジョージ・フォアマンの50周年に合わせて行いたいとした。
実は2月にワイルダーも、ガヌーに対戦を呼び掛けている。その時にワイルダーは1戦はボクシング、そしてもう1戦はMMAで戦いたいとしていた。
理由について「MMAのファイターたちは、いつもボクシングの世界にやってくる。ボクサーに有利なのは当然のことだ。けれど俺は真の戦士。ガヌー、お前が俺の家へ来たら、次に俺はお前の家に行く。それが真のティーパーティだ」と、互いの土俵で公平に1戦ずつ戦いたいのだと言う。
ガヌーは2戦ともボクシングマッチを希望しており、ここもすり合わせる必要があるのだろう。
ガヌーは以前、現WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーとの対戦の話が持ち上がっていたが、現在フューリーは4月に行われると報道されているオレクサンドル・ウシクとの4団体統一戦の交渉に集中しており、ガヌーとの対決は流れたと見られる。
ガヌーは英雄モハメド・アリにならって、同じアフリカ系であるワイルダーとのビッグマッチを念願の故郷アフリカで行えるのか。
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