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K-1に勝ち越しのRISE戦士・白鳥大珠と南原健太、門口佳佑が対抗戦を振り返る

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2023/03/27(月)UP

対抗戦で勝利したRISEの門口佳佑(左)、白鳥大珠(中央)、南原健太(右)

 3月26日(日)東京・有明アリーナで開催された『RISE ELDORADO 2023』の一夜明け会見が27日(月)に行われた。

「RISE×K-1対抗戦」に出場し勝利を収めた、RISEの白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、南原健太(極真会館)、門口佳佑(EX ARES)が試合を振り返った。今月12日(日)『K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~』の3試合と合わせて、RISEが4勝2敗と勝ち越し。昨年6月の『THE MATCH 2022』に続き、RISEチームが勝利を収めた。

【フォト】白鳥大珠、卓越したテクニックで佐々木大蔵を完封!

 白鳥は、Krushの2階級制覇王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対抗戦で激突した。序盤から鋭いハイキック、ワンツーやカウンターフックでペースを掴み、3者のジャッジで2ポイント差を付けて判定勝ち。改めて実力を見せつけた。

試合を振り返る白鳥

 白鳥は「佐々木選手とやる前は、厳しい戦い、ぎりぎりの勝負になるのかなっていうのも予想していたけど、やっぱりチームでやってきたことが出て、佐々木選手もやりたいことが出来なかったのかなと思います。65kgに上げて、昨日は凄い身体のキレもよくていい感覚がつかめた。このまま上に上り詰めたい。メイン(志朗)とセミ(原口健飛)の試合では、2人ともしっかり倒し切っていますし、早くそこに追いつくには決定力が必要だと思ったので頑張りました」と振り返った。

 対抗戦唯一の’’重量級マッチ’’では、南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位)が愛鷹亮(力道場静岡/初代Bigbangヘビー級王者)から後ろ回し蹴りでダウンを奪い、最後はヒザ蹴りでトドメの鮮烈KO勝ち。圧倒的な実力差を見せつけての勝利を収めた。

自身のKOは「100点満点ではないでしょうか?」と南原

 南原は「昨日の倒し方は、100点満点ではないでしょうか?自分でも思うくらい、本当に帰ってから30回じゃきかないくらい(試合を)見ちゃって、持っているなと。エンターがテイナーしていましたね。愛鷹選手にあれだけの戦いを見せられて、南原健太が出せたのかなと思います」と圧巻KO勝ちに満足げ。

 フェザー級(-57.5kg)では今大会対抗戦唯一の現役王者・門口佳佑(EX ARES)が出場。元Krush王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)を判定で撃破し、RISEの看板を守った。

門口は新美との削り合いを制した

 新美は圧を強めて、ミドルやヒザ蹴りを出し続けたが、門口はボディ打ちやストレートのコンビネーションで対抗。手数で新美を上回った。映像を振り返った上で「試合中は内容がどうだったのか、どれくらい勝っているのかもわからずに戦っていた。すごい手数出していたなと。空手時代もあんな出していなかったと思うくらいでした」と自らの手数に驚いていた。

 次回の対抗戦開催は未定であるが、K-1中村拓己プロデューサーは昨日、自身のSNSで「対抗戦の結果に向き合い、今からまた歩き出します。先のことは分かりませんが、このままじゃ終われないですね」と綴っており、RISE伊藤隆代表は本日の会見で「話し合いでどうなるかはわかりませんが、導火線に火が付いた。前向きに話し合いができたらと思います。男子に限らず女子もできたら」と話している。

 対抗戦の3度目の開催はあるのか。引き続き注目が集めるだろう。

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