【RIZIN】連敗脱出の萩原京平「まだまだ100%出せていない」と更なる成長に手応え
4月1日(土)丸善インテックアリーナ大阪で開催された『RIZIN.41』の[第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)]で、カイル・アグォン(SPIKE22)を判定で下した萩原京平(SMOKER GYM)が、試合後インタビューに応じた。
萩原は、アグォンに試合序盤からテイクダウンを度々許し、バックで攻め込まれるなどピンチの場面を何度も招いた。しかし終盤にかけてアグォンのスタミナ切れを誘い、得意の打撃で攻め立て1年半ぶりとなる勝利をもぎとった。
「一安心ですね、やっと勝てた感じです」と、連敗脱出に安堵の表情を見せた萩原。「バックを取られて、いいポジションを取られたのもあったんですけど、そこから極めさせない練習とか、ここを抑えて極められにくいポイントを試合前にしっかりやっていた。ああいう態勢でも攻撃することをやめないっていうのを意識してやっていたので、そこで焦りは感じなかったです」と、これまでの反省を生かした成果が勝利に繋がったと分析する。
これまでに取り組んだことの半分以上は出せたと自身の試合内容を評価したが「まだまだ思い返したら100%出せていない。次はもっと出せるようにもっと練習したいと思ってます」と、まだまだ改善の余地はあると振り返った。
今年に入ってからフィジカル、走り込み、減量、試合に向けての調整を魔裟斗も師事した土居進トレーナーの下で取り組んでいるという萩原。大阪と東京を行き来する生活をし、土居トレーナーに指導を受けたことはこれまでの自身の取り組みとは全く違うようで「前までは全部自己流で減量もリカバリーもしてそういうことをして試合当日に力が全く入らないっていうのがあったんですけど、今回はよく動けた」と、フィジカル面の強化を共に取り組んだ土居トレーナーをはじめ周囲のサポートに感謝を述べた。
試合後、リングサイドに座った平本蓮を名指しした萩原。「一番前で偉そうに見てたので、次は逆に今度はランドマークの会場に行って、一番前で偉そうに見てやろうと思います」と、まだまだ二人の因縁に決着がつく様子はない。
「ランドマークのフェザー級の注目カードがあるんですけど、そこに絡んでる選手とやりたい」と、フェザー級トップ戦線への挑戦を掲げた萩原。「今回勝ったことで世界の強豪と戦っていけるポテンシャルがあるっていうのは証明できたと思うので、これからはもっとガンガン試合して実力を証明していきたいです」と意気込んだ。
因縁の相手である平本との再戦、フェザー級上位陣との対戦など、復活した萩原の動向に注目が集まる。
▶︎次ページは【動画】進化した萩原!寝技ピンチから脱出し、打撃で猛反撃
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