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【シュートボクシング】元王者・西岡蓮太が23歳で引退発表、手首治らず”軟骨が消え痛み”「人生これからです」

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2023/04/02(日)UP

西岡蓮太(C)SHOOT BOXING

 第2代シュートボクシング日本ライト級王者の西岡蓮太(23=龍生塾)が2日、自身のTwitterで早すぎる選手引退を発表した。長年患った手首の怪我が治らず、軟骨もすり減って消えてしまい痛みが無くならなかったという。

【フォト】西岡蓮太、左手首手術後の写真、最後の試合で激闘も

 西岡はTwitterで「ご報告です。格闘技を続ける事が出来なくなりました。17歳から痛くなり始めて手術をした左手首ですが、2度の手術の後も痛みは完全には取れず注射で痛みを紛らわしてパンチを打ち続けていました。昨年10月の最後の試合の後だんだんと痛みが強くなってきて病院へ検査に行った所、軟骨が無くなり骨と骨が当たって変形してしまっていて痛みを取る手術をするともう格闘技はさせられないとの事でした」と報告。他院も当たったが結果は同じだったという。

 23歳にして引退ということについては「5歳から格闘技を始めて18年全く悔いが無いとは言えないですが、本当に沢山の方々に応援していただいて支えてもらって良い格闘技人生を送れたと思っています。僕を応援してくれて支えてくださった皆様には本当に感謝しか無いです。今まで本当にありがとうございました」と綴った。

 西岡は5歳から極真空手を始め、15年の高校2年生時にシュートボクシングでプロデビュー。18年、19歳にしてシュートボクシング日本ライト級王座を獲得。20年には[初代KNOCK OUT64kgトーナメント]に出場し、一回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝でバズーカ巧樹を下して初代タイトルを奪取した。しかし、左手首の手術で戦線を離脱。昨年4月、約1年5カ月ぶりの復帰となったSB王座の防衛戦で、2階級制覇者の笠原弘希に敗れ王座陥落。同年10月の『KNOCK OUT』で鈴木宙樹に判定勝利したのが最後の試合となった。

 最後に西岡は「そして格闘技人生はここで終わりですが僕の人生はまだまだここからなので、これからも応援していただけたら嬉しいです」と大きな未来への第一歩へ意気込んだ。

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