「勝算あり」中川麦茶が那須川天心に対戦要求!本日の試合もKO宣言=4.16ボクシング
4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館にて行われるプロボクシングイベント『3150FIGHT vol.5』の前日計量&記者会見で、日本スーパーバンタム級3位でOPBF同級6位の中川麦茶(34=一力)が「次は天心選手とやりたいと思っています」と語り、「勝算は普通にある」と意気込んだ。
中川は那須川のデビュー戦に立候補し、所属ジムの会長から主催者側に伝えたが、デビュー戦ではリスト外と言われ断られたという経緯がある。那須川はスーパーバンタムでデビューしたが相手は1階級下のバンタム級2位の与那覇勇気だった。スーパーバンタムのランカーと天心がやったらどうなるのか。中川は面白い相手だろう。昨年12月には元日本王者の和氣慎吾に4ラウンドでTKO勝ちするなどトップ選手らと好勝負を重ねている。元WBA Asia Eastスーパーバンタム級王者で戦績は26勝(16KO)9敗2分。
中川は会見で「次は天心選手とやりたいと思っています。あの歳であんだけファンがいて、いろんなもの背負って、表舞台でやってる。凄い尊敬してるし、僕とやったらどの程度の実力かわかると思う」と語った。
那須川のデビュー戦については「キックボクシングは長い足でのキックの攻撃がある分、ボクシングとは距離が異なるが、天心選手はボクシングの距離に適応していた」と認めるも「あのパンチ力ではスーパーバンタムは厳しいのでは」とも話しスピード重視の作戦ゆえの可能性もあると話した。
那須川自身、デビュー戦が終わった後、倒せるパンチが課題とし、一夜明け会見では「拳にパワーを乗せることをやってきましたが、半歩踏み込めなかった」と足りないのは経験とも語り、もっと経験して進歩していくと語っている。那須川は高い学習能力があり、試合ごとに課題解決し高く成長していく選手だ。現在OPBF同級8位にランクイン。中川と戦うならあと1〜2戦経験してからか。中川は天心戦の実現に「8月ごろ、まぁ10%くらい期待してます」とわずかながら実現を期待した。
中川は本日、スーパーバンタム級8回戦でロビン・ラングレス(27=フィリピン)と対戦する。戦績は11勝(4KO)5敗でタイトル歴は無いが、中川は「ロビン選手とはマニラでスパーリングしたことがあって、その時はやられてしまった」と語るほどの実力はある。続けて「その時の借りを返したいと思っています。必ず5ラウンド以内に終わらせます」とリベンジKOを誓った。
対するラングレスは「麦茶選手とは一度スパーリングをしたことがあるので、彼の動きなどは把握しているから、作戦も練ってきています。明日の試合で誰が強いか明らかになると思う」と自信たっぷりの様子だ。
ここ2試合KO勝利の中川、この戦いに勝ち那須川戦にわずかな望みを繋げられるか。試合は3時開始、ABEMAにて生中継される。
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