【KNOCK OUT】小笠原瑛作とKO重ねる龍聖が参戦決定、2つの挑戦者決定戦も=6.11
6月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2023 vol.2』の対戦カード発表会見が18日、行われた。KNOCK OUTの中心メンバーである、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)と、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(WIVERN)の参戦が発表された。
小笠原と龍聖、両者ともにまだ対戦相手は決定しておらず、来週発表出来ると言う。
小笠原はKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級・フェザー級の2階級制覇を達成。この3年間は、10戦10勝5KOと無敗をマークしていたが、昨年12月にはラジャダムナンのランカーに逆転TKO負け。しかし今年3月には、ルンピニースタジアム三階級制覇で、22年タイ国最優秀選手(MVP)のロンナチャイに圧勝し、大金星で再起を遂げた。
宮田プロデューサーによると、試合はタイ人の選手と決まりかけているとのことだ。
小笠原は今回の試合について「まずはしっかり勝ちに行く。タイ人は際の攻防が上手いので、もし倒しきれたら完全勝利」と勝ち方より勝利を重視すると言う。
小笠原は、今後はONE Chamoionshipなど海外への参戦も視野に入れ「自分が(ONEなどに)出ることによって、ベルトの価値や、自分の名前を広げられる。強い奴とやりたいし、世界のトップに勝っていきたい」と世界トップを目指したいと意気込んだ。
龍聖は現在キック14勝(10KO)無敗。昨年12月には巌流島ルールで元ムエタイ世界王者を31秒、強烈な左ボディでKO勝ち。今年3月には現役ラジャダムナン王者ペットセーンセーブに延長戦でダウンを奪って、殊勲の勝利を挙げた。
宮田プロデューサーによると、相手は「中国や韓国、アジア圏で候補を絞っている」とアジアの強豪になると言う。
龍聖は「前回のようなバチバチの試合をした中で、KOしたい。自分の攻撃は当たれば絶対に倒れる」と絶対の自信を持つ。
今後については「国内の相手とは、契約の壁で出来ないことがほとんど。でも将来やりたい気持ちはある」と国内他団体の強豪たちとは、いつか雌雄を決したいと言う。
そのために戦う相手は「国内の選手と比較できるような、意味のある試合をしたい」と名のある海外強豪と戦いたいとも語った。
また今大会では、次期挑戦者決定戦が2つ行われる。
1つ目は、壱・センチャイジムが持つ[KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級]の王座に挑戦する、元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波(Y’s glow)vs古村光(FURUMURA-GYM)。
響波は3月のノンタイトル戦で王者・壱に逆転KO勝利しているが、ダイレクトリマッチではなく、若きムエタイファイター・古村と対決し挑戦権を勝ち取ることとなった。
響波は「二階級制覇もいいかな。古木選手はめちゃめちゃ強い選手なんでやってみたい、イケメン狩りします」と古木を倒し、二階級制覇を目指す。
相手の古木は欠席し、メッセージで「チャンピオンは俺だ、KNOCK OUTをひっくり返す」と意気込みを伝えた。
もう一つは、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也への挑戦権を争う、武蔵(WIVERN)vs小倉尚也(スクランブル渋谷)戦。
武蔵は3月のノンタイトル戦で王者・古木に1RKOしているが、これもダイレクトリマッチではなく、現在3連続KO勝利中のKrushファイター・小倉尚也と戦うことになった。
小倉は「人生の先輩として、KOして教えてあげたい」と4連続KO勝利でタイトル戦へ向かうとする。
武蔵は、小倉の強打について「当たらないんじゃないんですか。自分のスピードについてこれないと思う、完封する」と淡々と言い放った。
▶次のページ:【動画】龍聖がムエタイ王者を一撃KO!相手は悶絶し立てず
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