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”ミライモンスター”松本圭佑が史上初、同階級で親子2代日本王者に!父や井上尚弥の声にピンチも乗越えた=試合結果

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2023/04/19(水)UP

松本圭佑が史上初、同階級で親子2代日本王座に

 4月18日(火)、東京・後楽園ホールにてプロボクシング[日本フェザー級王座決定戦]が行われ、“ミライモンスター”こと日本フェザー級2位の松本圭佑(23=大橋)が激しい打撃戦を判定で制し、史上初、同階級での親子2代日本王者となった。松本はこれまで7戦全て5R以内でKO、今回初の判定で10Rまで戦い、ピンチもあった。

【フォト】松本がピンチ、そして激闘、リングガールの雪平と新唯も

5Rに佐川のボディ攻めでピンチを迎える松本

 対するは同級1位の元王者・佐川遼(29=三迫)。
 試合は1Rから松本のワンツー、アッパーとヒットさせペースを握る。
 3Rには佐川の打ち終わりを狙いフックをヒットさせて連打するなど差を付けたが、4R後半に佐川はボディ攻めで松本の手数を止める。
 5Rにも佐川がボディ攻めからフックをヒットさせるなど松本の被弾が増え佐川のペースに。

松本が反撃の右ストレート!

 しかし6Rから松本は持ち直し松本のワンツーがヒット。8Rにも佐川のボディの猛攻があったが、9Rからは軽やかな動きで距離を取り、佐川のボディを当てさせず、打ち終わりにワンツーからアッパーをヒット。
 最終10Rは佐川のボディ攻めをディフェンスし手数が少なくなる松本だったが、カウンターで細かくヒットさせるなど譲らず、判定98-92、99-91×2の大差の判定3-0で勝利した。

 勝った松本は所属ジムのトレーナーでもある父好二氏(53)とリング上で2ショット。好二氏は第41・43・45代日本フェザー級王者。息子圭佑は第67代同級王者となった。過去に親子では寺地永(ミドル級)、寺地拳四朗(ライトフライ級)など日本王者は出たが、同階級での日本王者誕生は史上初。

父と記念撮影

 試合後の囲み会見で「今までで一番しんどかった試合、序盤動きは良かったが力みが有って4、5ラウンドから落ちてきた」と言うも、リング下から父親や井上尚弥、大橋会長が発破をかけたおかげで持ち直すことができたという。父からは「合宿を思い出せ」と言われたとも話す。

「冷静になれて力みがとれた。今まできつい練習してきたことを思い出した。合宿での階段ダッシュの方がキツかった。これが無かったら後半やられていたかも」と、積み重ねた合宿のきつい練習が後半ラウンドで持ち直した秘訣だったようだ。

 父はリング上で「よくやった」と声をかけたが、試合後の会見で好二氏は「生きてきた中で一番の緊張するとの覚悟でこの日を迎えた。中盤戦とか代わってやりたかった」とボディを攻められピンチを迎えたときの親ごころを見せた。

 これまで全てKOで初の10Rを経験、今後は追われる身として強豪を迎えることになるが、足りないところを補いさらに練習して力が出せるようにしていくと意気込んだ。

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