【ボクシング】“モンスター”井上一家、親子3人同時受賞
2月8日に都内のホテルで開催されたプロボクシングの2018年年間優秀選手表彰式では、”モンスター”の異名を持つWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)と、弟の拓真(23)、そして2人を指導する父・真吾トレーナー(47)が、親子3人揃って受賞する快挙を成し遂げた。
昨年バンタム級に階級を上げて三階級制覇を達成し、初防衛にも成功した尚弥は最優秀選手賞(MVP)とKO賞、さらにJBCサポーターズクラブ賞の三冠を、弟・拓真は昨年ペッチ・CPフレッシュマート(本名タサーナ・サラパット、25=タイ)とのWBC世界バンタム級王座決定戦を判定で制して暫定王座を獲得し優秀選手賞を、そして父・真吾氏は2人を長年にわたって指導し兄弟王者に育て上げた実績を評価されてトレーナー賞を受賞した。
3人の所属する大橋ジムの大橋秀行会長も「(同じジムで)3人同時受賞と言うのはすごく珍しいこと。本当に光栄だし、嬉しいですね」と顔をほころばせた。
3人の“モンスター一家”は、2月17日~21日までグアム合宿に向かう。尚弥は4月か5月に決まりそうだという世界最強王座決定戦「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」準決勝に向けて、拓真は1月19日に米での正規王座決定戦で正規王者となったノルダイン・ウバリ(32=仏)との王座統一戦を想定して、走り込みを中心としたキャンプを行うのだ。
もともと飛行機が超苦手だった真吾氏も、息子2人のために決死の思いで飛行機恐怖症を克服し、同行する。
2019年も“怪物一家”が大暴れの年となるか?
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