【RIZIN】金原正徳、ケラモフ戦アピールに「その権利が僕はある、一番強いヤツと進退をかけたい」
4月29日(祝・土)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』のRIZIN MMAルール5分3R(66.0kg)で山本空良(22=パワーオブドリームジム)に判定勝利した金原正徳(40=リバーサルジム立川ALPHA)が、試合後インタビューに応じた。勝利マイクで叫んだヴカール・ケラモフ戦要求について、その想いを語った。
山本空良との18歳差の次世代対決を制したベテランの金原は、「楽しかったです」と笑顔を見せた。だが、試合までの心中は複雑だったことを次のように明かした。
金原は「上のカードが盛り上がっていて、俺らのカードいらないじゃないかと。上の2試合だけで大会をやればいいじゃないかなとも思ったし。嫉妬ではなく、俺がやってきたことはこんなもんなのかなと思った」とコメントした。
上の試合とは、本大会のダブルメインとなっている、牛久vs.朝倉未来、斎藤裕vs.平本蓮のこと。同じフェザー級の金原は自分と比較されることもあり、複雑な思いでいたという。
金原は、「相手の映像を見なかったのも、そういうことです。あえて(SNSを)見ないこともあったし。上の2人がどうこうだけじゃないけど、精神は不安定でした。日本人だと僕とやっても意味ないし。いろいろなことを言われているのも目にして、比べられてしまうのもイヤだったし。しょうがないなと。精神面的にきつかった」と明かした。上の2人の名前を具体的に出さなかったが、因縁が注目されている朝倉未来と平本蓮のことだろうか。
そんな時、3日前に思いついたのが、ヴガール・ケラモフの名前だった。ケラモフは、中島太一、山本空良、堀江圭功を破って3連勝中。金原は、「今、クレベル渋滞がすごいので、順番待ちするくらいなら、ケラモフとやれるかなと思いました。その権利が僕はあると思っています」とアピールした。
山本に勝った直後、リング上で金原がケラモフの名前を挙げたのは、そうしたことが背景にあった。
金原は、「僕は、上の2人と違うジャンルでいいんじゃないですか。上の2人は2人で盛り上がっていいんじゃないですか。僕は僕で、純粋にMMAをやっていくので」とあえて険しい道を選択することを宣言した。
もしもケラモフの試合が実現したら、「進退をかけたい。もう一回、あるならば一番強いやつとやりたい」と引退覚悟で戦いたいと主張した。
▶次ページは、【動画】金原が山本に右を当てた瞬間、踏みつけのジャンプ
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