2023/05/16（火）UP
（最終更新：2024/07/13 23:59）

山田航暉(左)と花岡⻯(右)が対戦する

　5月21日（日）に東京・豊洲PITで開催される『【第9回岡山ジム主催興行】岡山ジム創設50周年記念大会』では、山田航暉（キング・ムエ）と花岡⻯（橋本道場）がバンタム級賞金トーナメント準決勝で対戦する。

【見どころ】

　優勝候補として注目を集める花岡は“平成最後の怪物”と称され、21戦18勝2敗1分（7KO）の好戦績を誇る。53kg賞金トーナメント（ZAIMAX MUAYTHAI オープンフィンガールール）優勝などの実績もあり、トーナメント適応も問題ない。本トーナメント初戦はサンチャイ・TEPPENGYMに判定勝ちしている。

　対する山田は名門・キングムエ所属で、元WMC日本スーパーフライ級王者。ジュニア時代から数多くのタイ遠征試合を行い、“和製ムエタイ戦士”として知られる。20歳で引退したが、昨年23歳で試合に復帰。本トーナメント初戦では平松弥を圧巻の左ヒジ打ちでKOしており、波に乗る。

【選手データ】

・山田航暉（24=キング・ムエ）身長166cm　愛知県出身
戦績：34戦24勝（4KO）10敗
元WMC日本スーパーフライ級王者
≫戦績は本人Twitterより

・花岡⻯（19=橋本道場）身長160cm　東京都出身
戦績：20戦18勝（7KO）2敗1分
JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元INNOVATIONフライ級王者、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者
≫RISE公式サイトより

【この試合に向けた意気込み】（5月16日主催者提供）

山田航暉

山田がKOした瞬間(画像は1回戦のもの)

（優勝するために1日2回の勝利が必要なことについて）

　正直、準決勝しか考えていません。勝てば決勝だけど、何とかその勢いでやってやろうという感じですね。

（対戦相手：花岡⻯の印象）

　何回も映像を見ているけど、早くてうまいしメチャクチャ手数もあるなと。いい選手ですね。でも逆に、強いからこそ穴はあるという感じです。今回はそこを狙っています。

（優勝賞金の使い道）

　いま格闘技をやっているけど、それを支えてもらっている人たちに還元したいですね。

花岡⻯

花岡（左）のカウンターパンチ(画像は1回戦のもの)

（練習ではどこを強化しているか）

　準決勝が3R制、決勝が5R制とめちゃくちゃハードなトーナメントなので、特にスタミナ面を1番強化しています。今は低酸素室で走り込みしたり、ミット打ちのラウンドを増やしたりと練習量が増えています。

（対戦相手：山田航暉の印象）

　特にこれといった印象はなく、首相撲が強いぐらいでしょうか？

（1度引退した選手には負けたくないという意地はあるか）

　誰が相手でも負けたくないので、そこは特に意識してなく、相手どうこうよりも、僕がどう動いて優勝するかしか考えていません。

（ファンにメッセージ）

　今回は1日2試合の過酷なトーナメントですが、僕が優勝して、花岡竜の強いところを見せたいと思います。ちなみに「1日2試合、僕の試合が見られるから今回はお得だよ」と言ってチケットを売っています。1回戦で終わったらシャレにならないのでプレッシャーを感じてます（苦笑）。

＜対戦カード＞
▼バンタム級賞金トーナメント準決勝戦1　3分3R（延⻑1R）
山田航暉（キング・ムエ/元WMC日本スーパーフライ級王者）
vs
花岡⻯（橋本道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元INNOVATIONフライ級王者、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者）