2023/05/17（水）UP
（最終更新：2023/05/17 15:00）

武尊の再起戦に、かつての宿敵・大雅（左）が参戦

　6月24日（土・現地時間）にフランス・パリで［ISKA K-1ルール世界61kgタイトルマッチ］を控える武尊（31=team VASILEUS）が5月17日（水）に記者会見を行い、共に渡仏する”チームJAPAN”のメンバーとして、元K-1の大雅（TRY HARD GYM）と、RISEの白鳥大珠（TEPPEN GYM）の出場が発表された。

【フォト＆動画】武尊と大雅の激闘！

　大雅はFFKMDA-63kg王者ウマハメド・ファレス（23=フランス）と対決する。21勝6敗の戦績を持つムエタイ型ファイターだ。

　大雅はK-1時代に武尊と2度の激闘を経て”ライバル”とされる間柄だった。オファーが来た時には「即答で『やりたい』と答えました。武尊選手と一緒に闘えると思ってワクワクしました」とかつての敵と共に戦えることを喜ぶ。
　
　相手の印象については「手足が長くて、ムエタイで試合をしているような戦い方の選手」と評価し、試合については「今回はKOじゃないと勝てないと思ってるんで、最初からKOしに行こうと思っています」とKO勝利を宣言する。

　大雅は3月のRISEの試合直前に『縦隔（じゅうかく）気腫』を発症し、欠場。今回のオファーは「まさかこのタイミングで」と驚きもあったと言うが、現在は追い込みも出来ており回復していると言う。

　武尊にはかつて2度敗北しており、リベンジしてみたいかとの問いには「戦いたいけれど、結構離されちゃったので。今回の戦いで良いアピールが出来たら」と、武尊との3度目の戦いも見据えているようだ。

　武尊は大雅について「今まで敵だと思っていて、嫌いでした。強いので」と笑ってコメント、さらに「戦った中でも強い選手、強さを体感でわかってる。自分の戦いを持っている選手なんで、最高のKO勝ちを見せてくれればうれしい」と語っている。

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