前代未聞、選手が“観客席に椅子を投げる”大騒動!相手陣営の野次に激怒
5月20日(日本時間21日)に米国フロリダ州マイアミで開催された格闘技イベント『KARATE COMBAT 39』にて前代未聞の乱闘騒ぎが起きた。
激闘を演じたファイターが相手陣営の野次に大激怒。観客席に椅子を投げ入れられるなどの騒動に発展した。
【フォト&動画】相手の野次に大激怒!観客席に椅子が投げ込まれる騒動に
米国格闘技メディア「Bloody Elbow」などの海外報道によれば、事件は、ライト級マッチのシャザイブ・リンド(パキスタン)vs.トミー・アズーズ(フランス)の試合終了直後に起きた。
ライバル関係の両者。試合後に観客席で両陣営同士が口論を始めると、自分への罵声を耳にしたアズーズが激怒。最初にマウスピース、ウォーターボトルをヤジを飛ばした連中を目掛けて観客席に投げると、今度はアズーズのセコンドが興奮し椅子まで投げ入れた。
多くの人が入り乱れる騒動に発展したが、すぐにセキュリティチームが駆けつけ、最終的に収束。騒ぎの中心になった人物達は会場から退出させられたが、幸い負傷者は出なかった。
試合はリンドが判定勝利。序盤にアズーズの打撃でリンドが大きくダウンしたが、その後にリンドが反撃。グラウンドでの打撃でダメージを与え、リンドが逆転勝利を収めた激闘。本大会屈指の好勝負だっただけに、なんとも残念なハプニングだ。
大会を主催する「KARATE COMBAT」は、2018年に発足したフルコンタクト空手をベースにしたプロイベントで世界的な人気を集めている。
試合(3分3R /タイトル戦は3分5R)は、45度の角度がついた壁に囲まれた四角形の競技場で実施され、選手は空手着ズボンを履き、4オンスのグローブで戦う。一切の組技と肘打ちは禁止。5秒間ルールのグラウンド展開では、上の選手はグラウンド&パウンド、下の選手は蹴り上げが認められている。
また、エンターテインメントを重視した華やかな演出が特徴的で、日本のパンクラスでも活躍した元UFC世界王者のバス・ルッテンが大会ホストを務めるなどしている。
今回の騒動について、アダム・コバックスCOOは「両チーム共に責任がある。格闘家としてのあるべき姿ではない。ただ、今回の事件は格闘技及び空手の世界でも起きうることだと感じた。反省し、ここから学ばないといけない。しかし、負傷が出なかったことが幸いだ」と声明を出した。
今後の再発防止に期待したい。
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