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井上尚弥が年内にも”2階級”4団体統一の可能性!WBAが井上vsフルトンの勝者に2団体王者タパレスとの戦いを承認

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2023/06/06(火)UP

井上尚弥、年内にスーパーバンタム級で早くも4団体統一なるか

 井上尚弥が年内にも”2階級”4団体統一実現か!? プロボクシングのWBA(世界ボクシング協会)は5日(日本時間6日)、7月25日、東京・有明アリーナにて行われるWBC、WBO王者のスティーブン・フルトン(28=米国)vs元4団体世界バンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)の勝者と、WBA、IBF統一王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)が4団体統一戦を闘うことを承認した。

【動画】井上尚弥が”見えないショートストレート”で一撃KO!その瞬間

 井上が勝てば、WBA世界同級1位で元世界2階級王者の亀田和毅(31)が指名挑戦者になると見られていたが、WBAは早速4団体統一を承認した。

 なぜそうなったのか、海外サイト『ボクシングシーン』によると、4月8日にアフマダリエフを破り、2団体王者となったタパレスとその陣営は、WBAに7月25日に行われる井上とフルトンの勝者との試合の許可を求め、WBAはそれを承認したという。この通りになれば、タパレスも他の防衛戦を挟まず、4団体統一戦に集中できることになる。井上戦を狙っていた亀田にとっては厳しい決定だ。
 亀田は21年12月にヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)とのWBA世界同級挑戦者決定戦に判定勝利。その後も2連勝し、この勝者との対戦に一番近い位置にいると見られていた。

 7月25日、フルトン(21勝8KO)はWBC・WBO統一王者としては2度目の防衛戦に挑む。井上はバンタム級統一王座を今年1月に返上し、スーパーバンタム級で4階級制覇を目指しているが、年内にもスーパーバンタム級の4団体統一王者が誕生する可能性が出てきた。

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