【ボクシング】井岡一翔、強敵との再戦前に見せた強さの秘密とは=6.24
6月24日(土)にボクシングWBAスーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)との再戦を控える、元WBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)の密着動画がABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて公開された。井岡は“正確無比”とも形容される精度の高いパンチの秘訣は「基礎の植え付け」と語っている。
【フォト・動画】激闘の最中にも崩れない徹底した構え!まさに教科書通りとも評価される
井岡は日本人史上初の世界4階級制覇を果たした、日本ボクシング界のトップファイター。技巧派で、手堅い試合運びとテクニックを持ち味とする。今回は、昨年大晦日に行われた[WBA・WBO世界スーパーフライ級王座統一戦]でドローとなったフランコと、半年ぶりの決着戦となる。
動画で「必ずチャンピオンに返り咲きます」と宣言した井岡は、日々の練習では「ほんと細かいことをひたすらずっと反復するっていう感じですね」と圧倒的な量の基礎練習に費やしていると明かす。
その理由を「人って考えれば考えるだけ動きが遅くなるんですよ。無の方が早い。だから僕の理想は、練習で頭が機能しなくなるくらいまで(基礎を)自分の体に植え付けて。動きは、自分が相手と向き合った状況判断力に埋め込みたい」と、無意識の中に動きを落とし込みたいとする。
試合の時には「相手だったり、会場だったり、試合へのプレッシャーとか、そっちと戦いたい」とし、メンタル等に集中したいそうだ。
動画では同門の東洋太平洋フェザー級王者・堤駿斗も「パンチのフォームだったり、自分が攻撃するときのディフェンスだったり、本当に基礎的なところを極限まで磨いていて。あれは達人の域です」と絶賛する。
その他動画では「車の降り方ひとつでも納得のいく降り方がある。右足から行くのか、左足から行くのか着地の感覚とか」と日々の動作についても武道的なまでに意識していることを告白。また練習に入る前のストレッチへのこだわりなど、異常なまでの丁寧さ・こだわりとその理由、そして強さの秘密が垣間見られる。
20年の大晦日・田中恒成戦後にも、元WBA世界王者の内山高志が「井岡はまるでボクシングの教科書に載っているような基本に忠実な戦い方。フックを打つときも上体を上げず、(アゴや上体を)やや引きながら打っている。加えてしっかりガードしながら打っているので相打ちになってもパンチをもらわない」と井岡の“基本を徹底”する力を称えていた。
井岡は無意識にまで埋め込まれた“基礎”の力で、再戦を制することが出来るか、注目だ。
本試合はABEMA PPVにて配信される。
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