【RIZIN】矢地祐介、“自ら仕掛ける”がテーマ「相手の心を折る、ボコボコにする」と予告
6月24日(土)に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催される格闘技イベント『RIZIN.43』の事前インタビューが22日(木)札幌市内のホテルで行われ、ライト級ワンマッチで対戦する矢地祐介(フリー )が試合に向けての意気込みを語った。
矢地は21年大晦日にサトシ・ソウザの持つライト級王座に挑み一本負け。昨年4月にルイス・グスタボにTKO負けしたが、10月にボイド・アレンに判定勝ち。続く年末の巌流島で、元K-1王者木村ミノルとのミックスルールに臨むと、キックルールの1R目で、66秒KO負け。今回は再起戦になる。
試合を控えて、矢地は「ここまでやってきたことを出せるので、試したりできるので楽しみです」とワクワクしている。
今回の試合のテーマとしては、“自ら前へ出て仕掛ける”ことを掲げる矢地。「下がっちゃって、崩れるとよくないことばかり起きている。しっかり前に出て、コントロールしていく」と語る。22年4月のルイス・グスタボ戦では、相手の打撃に対して後手に回ってしまい、結果として下がり際に打撃を被弾しTKO負けを喫している。その反省点も踏まえての発言だろう。
「中間距離で相手に譲ってしまうのが一番大きなダメなところ。譲らずに自分の攻撃のリズムに相手を飲み込んでいく。中近距離の攻防で譲らないということ」とコメント。前に出て打ち合うというわけではないが、自ら仕掛けを作っていく予定だという。
今回戦うゼインは昨年ハワイのRIZINトライアウトで最終選考に残った選手で、15勝のうち10勝が一本勝ち。10月に武田光司と対戦すると一本負け。RIZIN白星はならなかったが、高いポテンシャルを秘めた選手だ。「身体の力はそれなりにある」とフィジカルには警戒している。
そのような強豪選手を相手に「テーマは本当に相手の心を折る。ボコボコにするのがテーマ。攻めて試合をする」と宣言し、圧勝を予告する。
記者よりRIZINでの今の立ち位置を問われると「結果が振るっていないので。本当RIZIN・ライト級の中で影が薄くなっているなというのは感じています」とする。過去には、五味隆典に一本勝ちをするなど輝きを放った時期もあったが「今やっていることを続けていけば、必ず結果が出てくるし、おのずとみんなが俺に注目しないといけなくなる」と再びRIZIN中心選手へと躍り出たいところ。果たして矢地はゼインに圧巻の勝利を収め、インパクトを残すことができるか。
対するゼインは、インタビューに応じると「より強い覚悟を持って練習して、自分自身を信じるという精神面を鍛える練習をしてきました」とコメント。どのような試合をしたいか、との問いには「矢地選手はリスペクトしています。彼はベテランでコンディションがいい選手。素晴らしい試合をして、メインイベントにいい感じでつなげられるんじゃないかな」と意気込んでいる。
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】6.24『RIZIN.43』TV放送・ネット配信・生中継情報
・【RIZIN】「クレベル砕く!」鈴木千裕、KOパンチの爆発力は何と空手の”巻き藁!”その理由とは
・ヒクソン・グレイシーがパーキンソン病を告白、手の震えも「神からの贈り物」
・朝倉未来の暴走族時代の特攻隊長、ブレイキングダウン9で登場か?木刀で頭を殴られ背中を刺された過去も
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!