2023/06/25（日）UP
（最終更新：2023/06/27 06:38）

こめお（左）と10人ニキ（右）が“BreakingDown引退”をかけて対戦する

　7月1日（土）に開催される『XANA presents BreakingDown8.5』の全対戦カード7試合が決定した。本日25日、朝倉未来YouTubeチャンネルにて発表された。
　メインイベントは『BreakingDown4』で一躍人気者となった2人、こめおと10人ニキの体重差マッチだ。

【フォト】出場決定した14人の顔と対戦カード

　こめおは10人ニキよりも約20kg軽く、かなり不利とされる。これまでこめおは、瓜田純士や黒石高大に敗れてきたが、先月21日に行われた『BreakingDown8』の韓国ラッパーのH・ユジンとの試合では、ドクターストップによるTKO勝利を収めた。

　対する10人ニキはオーディションで「武器を持った10人を喧嘩でボコボコにした」と豪語したことから、その名が付き期待されたが、オーディションのスパーリングではKO負け。DJ社長や、青汁王子にも差をつけられ敗れた。しかし今年2月、おでんツンツン男に勝利してブレイキングダウン史上最弱の汚名を払拭。格闘技を練習し上達しているという見方もある。今回は自らの希望でリングネームを“超10人ニキ”として試合に挑む。

　どちらにとっても負けられないこの一戦は、どんな結末を迎えるのだろうか。

　前回『BreakingDown8』で話題を呼んだ韓国のジョン・ジェイルとミスター・ホンデも再び登場し、それぞれ小柴亮太、YURAと対戦する。

　ジェイルはプロMMA6勝で、今年5月の前回大会では醤油ニキにKO勝利した。
　対する小柴は昨年代々木公園でバスケットボールをしていたところ、跳躍力を買われ、朝倉未来からスカウトされた。モデルとしても活動しており、現在は朝倉未来チャレンジ2期生として、格闘技の指導を受けている。

　ホンデはキックボクシング24戦20勝の戦績で、19年の『Bigbang』では看板選手・谷山俊樹を破り、WBKF世界王座を奪取している強豪選手。前回大会では勾配ニキに右フックでKO勝利した。
　対するYURAは19歳のロシアと日本のハーフで、プロキックボクシング10戦10勝（4KO）の戦績を持つ。宮崎日本大学高校出身で、本名は甲野裕頼。正道会館で空手を習い、キックボクサーに転向した。ピーター・アーツスピリット大会（現＝アマチュアキックボクシング協議会）優勝の経歴があり、21年のK-1甲子園では-65kg決勝で古宮晴と競い合った（準優勝）実績を持つ。

　また、圧倒的な強さを見せている冨澤大智が、朝倉未来もプロ転向を勧める虎之介との戦いに挑む。冨澤は、K-1グループの『Krush』で2戦全勝のストライカー。ブレイキングダウンの中・軽量級で最強の呼び声が高い。対する虎之介は『BLUE☆STAR』という格闘大会でジョリーに勝利している。

　BreakingDown CEOの朝倉未来は、プレスリリースで「BreakingDown8.5は、過去に出場した選手の中から実力者同士の試合を多めに組みました。視聴者を飽きさせないカードになっていると思います。前回試合を盛り上げてくれた韓国選手たちもまた出場するので、バチバチの試合を観せてくれることを期待したいです」とコメント。

　またメインイベントについては「今回の10人ニキとこめおの試合は、“負けたらBreakingDown引退”が賭かっています。二人とも絶対負けられないという気持ちが強く出て、面白い試合になるんじゃないかと思ってます。こめおが体重差をどう攻略するかも見所ですし、徐々に強くなってきている10人ニキにも注目して観てください」と見どころを語った。

　なお、本大会は、朝倉未来YouTubeチャンネルで全試合の無料ライブ配信が予定されている。

＜決定対戦カード＞

▼ライト級ワンマッチ 71kg以下
LARGE HIGH
vs
平石光一

▼フェザー級ワンマッチ 65kg以下
MASAMUNE
vs
ダンチメン・あつき

▼フェザー級ワンマッチ 63kg以下
虎之介
vs
富澤大智

▼ヘビー級ワンマッチ 120kg以下
舞杞維沙耶
vs
松井健

▼ウェルター級ワンマッチ 75kg以下
ジョン・ジェイル
vs
小柴亮太

▼ライト級ワンマッチ 71kg以下
ミスター・ホンデ
vs
YURA

▼ミドル級ワンマッチ 80kg以下
超10人ニキ
vs
こめお

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