【ベラトール】ライトヘビー級王者ネムコフ、皇帝ヒョードルの敵討ちか!階級アップでヘビー級挑戦へ
米国総合格闘技団体『ベラトール』のライトヘビー級王者、ワジム・ネムコフ(31=ロシア)が階級をヘビー級にアップさせ、同級王者のライアン・ベイダー(40=米国)のタイトルに挑戦する意思があることを明らかにした。
皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルの弟子としてベラトールで活躍するネムコフはライトヘビー級の絶対王者。昨年11月に同級ワールドグランプリを制覇すると、前戦となる今年6月に元UFC強豪ヨエル・ロメロとの打撃戦を制し4度目の防衛に成功した。
同級では無双状態のネムコフ。次戦は誰と戦うかに注目が集まる中、ネムコフは2日の米スポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」の取材で、2階級制覇に向けてヘビー級への挑戦を示唆した。
「年齢を重ねると減量が厳しくなる。チームに相談しているが、やるなら今がベストだと考える」次の目標としてヘビー級への階級アップを考えていることを明らかにすると、今年2月にチームのリーダー、ヒョードルを初回KOで下したベイダーについて言及。
「私は自分のためだけでなく、チームのためにも戦う。もし(ベイダーと)戦うなら、何が何でも彼に勝利しなければならない。これまでの過酷なハードワークが報われる為にも、私はチーム・ヒョードルの代表として戦う」と、ベイダーが持つヘビー級タイトル挑戦に意欲を見せた。
ベイダーは過去2度もヒョードルにKO勝利、そして、チーム・ヒョードルのヘビー級ファイター、ワレンティン・モルダフスキーも昨年1月の王座統一戦で破っていが、その一方で、ネムコフは20年8月のライトヘビー級タイトル戦、当時王者だったベイダーにTKO勝利し、ライトヘビー級の王座を奪っている。
ヒョードル軍団を代表して“打倒ベイダー”に挑む構えのネムコフ。ヘビー級での再戦が実現した場合、1度は勝っているとはいえ、次回は階級上での戦い。体重が重い状態で、ネムコフの打撃はベイダーに通用するのか、さらにはベイダーの強い圧力、パワフルなタックルに対応できるのか、いずれにせよ、注目の一戦になるだろう。
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