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【RISE】秀樹がラストマッチ、“最強王者”チャンヒョンを指名した理由「判定で勝つとか全く思っていない」

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2023/07/18(火)UP

秀樹が最強王者チャンヒョンとラストマッチ

 8月26日(土)に東京・大田区総合体育館で開催される『RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round』の対戦カード発表会見が18日行われ、ライト級2位・秀樹(31※試合時32=新宿レフティージム)のラストファイトが発表された。
 相手はスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(30=韓国)で、ライト級戦にて行われる。秀樹は感情を抑えながら、引退試合を「自分の本当に戦いたい戦い方で勝つ」と意気込んだ。

【動画】秀樹がバックブローで一撃KOの瞬間/チャンヒョンが中村寛を剛腕で葬る!

 2人は18年2月にスーパーファイトで対戦しており、チャンヒョンが計量オーバーし、グローブハンデ&減点1からのスタート。結果は秀樹が3-0判定で激闘を競り勝っていた。
 秀樹は昨年4月、白鳥大珠に延長判定負けして以来の試合。

秀樹が溢れそうな感情を抑えつつ、引退試合の会見に臨む

 会見で秀樹は「1年半の中で、ライト級のチャンピオンが変わったり、ランキングが動いたり様々なことがありました。今回チャンヒョン・リー選手ということで、僕が倒して勝てばランキング内とか強弱関係をめちゃくちゃに出来ると思ってるんで」と飛ぶ鳥後を濁しまくって去りたいと言う。
 確かにチャンヒョンは昨年10月に、現ライト級王者・中村寛をKOしている。

 去年の白鳥戦で「あそこでかなりやりきった、納得のいく形」と感じたと言う。
 しかしファンからの応援や、息子へ「強い相手に挑戦することを見せる」と思ったことがきっかけで、今回の引退試合を決意した。

長年戦ったRISEで最後の試合となる

 チャンヒョンを選んだのは「王者としての強さを持ち、連勝中で一番強いチャンヒョン」だからであり「最後に乗りに乗っている相手を倒し、勝つというストーリーを築き上げたい」と言う。

 試合から離れた1年半は「自分の戦いたい戦い方を思い直す期間」でもあったと言う。
 秀樹は「僕の今までの試合は距離取って蹴ってという印象が強いと思うんですけど」と言いつつ「逆にチャンヒョン選手の得意なパンチの打ち合いとかで、勝ったらカッコいいなと思っています」とパンチの真っ向勝負で勝利したいと意気込む。
 続けて「今回判定で勝つとかは全く思っていないですし、それがRISEかなと思っています」と激闘RISEを体現すると言う。

チャンヒョン(右)にパンチを入れる秀樹=18年

 今までのキック人生を振り返り「もちろん一番なりたかったのは、RISEのチャンピオンです。3回挑戦させてもらって、それでもなれなくて。今はベルトという執着はそこまで無いですけど。ただ今回チャンヒョン選手を指名させてもらったのは、RISEのチャンピオンに勝つことによって、同等の勝ちがあるんじゃないかと納得がついたので」とライト級王者をKOしているチャンヒョンに勝利することで、夢にけじめをつけると語った。

 長年RISEの看板選手の一人として活躍してきた秀樹、最後の挑戦に勝利することは出来るか。 

◆秀樹は学生キック2階級王者で、14年にデビューするとK-1 GLOBAL(日本のK-1 WORLD GPとは別組織)の65kg世界トーナメントで優勝。一時は13連勝も記録していた。
 しかし19年に白鳥大珠とライト級王座を争い、秀樹のスネのケガによるTKO負け。20年に原口健飛と王座決定戦を行いKO負け。21年には直樹と王座を争い判定負けと、戴冠はならなかった。
 前戦は昨年4月、白鳥との再戦で、延長判定負けしている。

◆チャンヒョンは“韓国の鉄拳”の異名通りのパンチを武器に日本人ファイターたちを次々と撃破。17年にスーパー・フェザー級王座を戴冠した。
 22年7月には約2年半ぶりにRISEへ帰還し、一馬に逆転KO勝ち。10月には中村寛をKO、今年1月には常陸飛雄馬から勝利、さらには7月に山口侑馬とのOFG戦で秒殺KO勝利している。

▶次のページ:【動画】秀樹がバックブローで一撃KOの瞬間、チャンヒョンが中村寛を剛腕で葬る!

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