井上尚弥、フルトンと睨み合い!制止も無視のガチな30秒「腹が立った、上等だ!」
7月25日(火)に行われるプロボクシング世界スーパーバンタム級2団体統一戦(有明アリーナ)の前日計量が24日、横浜市内にて行われ、挑戦者・井上尚弥(30=大橋)と王者スティーブン・フルトン(29=米国)が計量パス後のフェイスオフで一触即発の睨み合いとなった。
関係者が制止も、さらに井上は顔を近づけ、緊迫の30秒となった。こんな井上は珍しい。計量後、井上は囲み会見を行った。
井上は「燃えてきましたね。腹立ってきました。顔が。なんかその、視線の送り方ってあるじゃないですか。上から目線で。上等だと」というと記者が舐めた感じ?と問われると静かに頷いた。計量でこんなに腹が立ったのは久しぶりではとの問いには「そうですね。メンタル的に良く仕上がってると思う。明日はいい試合をします」と意気込んだ。
22日の会見でフルトンのチーフトレーナーのワヒード・ラヒーム氏が井上のバンデージの巻き方に対しクレーム「ファイターの安全はどこにある?」「正々堂々と戦え 」などと井上のバンテージの巻き方がそ拳の硬さにつながっているのではと指摘。バンテージは拳を守るためのものだが、会見で井上も苦笑いしていた。
本日の計量後の囲み会見でも、その問題を問われると、結論として、「ビビってんじゃないですか?単純に」と井上は言い放った。
フェイスオフ時の感情はフルトンの顔もあるだろうが、このバンデージのクレームもあるだろう。感情を明日の試合で爆発させるのか。井上は「打ち合ってくれたら、それはそれで爆発させられるが、しかし、技術戦になると思う。その感情は抑えて、頭を使っていきます」とフルトン攻略はしっかり描かれているようだ。
フルトンの戦績は21勝8KO無敗でKO率は38%、対する井上は24勝21KO無敗でKO率は87%だ。これだけ見ると井上が勝ちそうな気もするが、フルトンは無敗であり、ディフェンス力と打たれ強さ、高速のパンチの回転力を持つ。下がりながらでも的確にパンチをヒットさせる技術を持つ。井上に勝つとしたら、あまり当てさせずポイントを確実に奪うことが考えられる。
5年ぶりの青コーナーの井上は「挑戦者であるということは高いモチベーションもありますし、今まで以上のいい試合ができるんじゃないかと思っています」意気込んでいる。
一段と力強いボディを見せた井上、果たしてフルトンから2つのベルト奪取なるか。
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