クロフォードが井上尚弥より先に世界初”2階級”4団体統一なるか!スペンスと共に前日計量パス=7.30ラスベガス
7月29日(日本時間30日)、ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて開催される『世界ウェルター級4団体統一戦』の前日計量が28日(日本時間29日)に行われ、WBAスーパー、WBC、IBF同級王者エロール・スペンスJr(米)はリミットの147ポンド(66.68kg)、WBO同級王者で2階級目の4団体統一を目指すテレンス・クロフォード(米)は146.8ポンド(66.59キロ)で一発パス。
この日まで鍛え込まれたボディで互いにマッスルポーズを決め、フェイスオフではしっかり睨み合った。
【フォト】計量パスした互いのマッスルボディ!フェイスオフの動画も
2階級で世界主要4団体統一を成功させれば、男子では初の快挙となる(女子ではクラレッサ・シールズが達成)。
井上尚弥が年内に別階級のスーパーバンタム級で2階級目の4団体統一を目指しているが、今回クロフォードが勝てば2階級目の4団体統一に”世界初”の称号がつく。
そのため、日本のSNSではスペンスがどうかクロフォードの偉業達成を止めてほしいという書き込みが目につく。井上に”世界初”の称号を得てほしいためだ。
クロフォードは世界3階級を制覇し、史上3人目の主要4団体統一王者(スーパーライト級)となった無敗の超強豪。18年に現在のWBO世界ウェルター級王座を奪取し3階級制覇を達成後、現在まで6連続防衛中。戦績は39勝、無敗(30KO)でKO率は76.92%、現在まで10連続KO勝利中だ。
対するスペンスは17年にIBF王座、19年にWBC王座を獲得すると、前戦である昨年4月にWBA世界ウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガスにTKO勝利し、無敗のまま3団体統一。戦績は28勝(22KO)無敗でKO率は78.57%とクロフォードよりややKO率が高い。
また、英大手オッズメーカーのウイリアム・ヒルによると、7月29日時点で、クロフォードは1.67倍、スペンスは2.3倍とクロフォードの勝ち予想が有利となっている。
なお、この戦いには再戦条項契約があり、負けたほうは2度目の試合を要請出来るが、クロフォードがもし負ければ4団体統一にこだわらず、自身が現在ベスト体重として視野に入れるスーパーウェルター級の154ポンドに上げて戦いたいと海外メディアのボクシンングシーンに語っている。
果たして勝つのはどちらか。試合は30日、WOWOWにて生中継される。
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