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ドネア、井上尚弥に奪われたベルト獲りへ計量パス!「40歳さらに強くなった」WBCバンタム級王座戦

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2023/07/29(土)UP

ドネア(左)とサンティアゴが計量パス!(@showtimeboxingより)

 7月29日(日本時間30日)、ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて開催されるプロボクシング、スペンスvsクロフォードの4団体統一戦のアンダーカード『WBC世界バンタム級王座決定戦』の前日計量が28日(日本時間29日)に行われた。
 元5階級制覇王者で現WBC同級1位のノニト・ドネア(40=フィリピン)と同級4位アレクサンドロ・サンティアゴ(27=メキシコ)はリミット118ポンドに対し、共に117.25ポンド(53.18kg)でパスし互いに力強いマッスルポーズを決めた。

【フォト】ドネアとサンティアゴが計量パスでマッスルポーズ!フェイスオフの動画も

 ドネアは昨年6月に井上尚弥に2ラウンドKO負けを喫して以来、試合をするのは1年以上ぶりだ。このとき井上に奪われたWBC同級のベルトを井上が今年1月に階級アップのために返上したことにより、空位になった王座を1再び獲りに行く。

 ドネアが海外メディアに語ったところによると、40歳になった今、更なる強さを感じているという。

ドネアは「強くなったと感じるよ。若いときよりも自分の体のことをわかっているからだと思う。若い頃はもっとエネルギーがあったが、今はそれに知識、理解も連携した。だから、今回はもっと強くなれると思う。すべての経験を活かすことができる」と語った。

 対するサンティアゴは27勝(14KO)3敗。18年にIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチで王者アンカハスに挑み接戦もドロー。タイトル奪取ならず。19年11月にはWBCの地域タイトルであるWBCインターナショナルバンタム級王座をKO勝利で獲得。
 前戦は昨年10月にメキシコスーパーバンタム級王者に輝いている。そして今回はキャリア初のバンタム級王座決定戦に挑戦だ。

 果たして、ドネアの王座返り咲きとなるのか、また、メインはクロフォードがスペンスに勝つと、井上尚弥より先に世界初”2階級”4団体統一となるため、大きく注目されている。
 試合は30日(日本時間)にWOWOWにて生中継される。

▶︎次のページは【フォト】ドネアとサンティアゴが計量パスでマッスルポーズ!フェイスオフの動画も

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