【RIZIN】朝倉未来を極めたケラモフ「普段の相手より3倍の準備をしてきた」再戦についても語る
7月30日(日)に開催された『超RIZIN.2』(さいたまスーパーアリーナ)の[フェザー級タイトルマッチ]で、朝倉未来(トライフォース赤坂)に1R一本勝ちし、新王者となったヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)が試合後インタビューに答えた。
試合では、ケラモフが片足タックルからテイクダウン。マウントからヒジを落とすケラモフに、未来は立ち上がろうとするも、ケラモフは背後からとらえやや横からチョークスリーパー!極め切り、未来がタップした。
ケラモフはインタビューで現在の心境について「この瞬間をずっと長いこと待っていました。やっとベルトが私の所に来ました。本当に嬉しいです」と喜びをあらわにする。
対戦した未来について問われると、ケラモフは「まず朝倉選手と対戦することがわかった時から、これは決して楽な試合にならないと分かっていました。私が試合中に何かしらのミスをすれば、彼は決してそのミスを逃すことなく攻めてくるでしょう。なので普段の相手より、2倍も3倍も準備を周到に練習してきました」と用意周到に望んできたと打ち明けた。
実際に対戦し「本当に素晴らしい対戦相手だったと思います」と称えた。
決め手のスリーパーは極めにくいロープ際だったが、あの状況で極め切る自信があるかと問われ「あの場所で、あのチャンスを逃したら絶対ダメと思っていました。なので必ずやり切るという気持ちで、自信はありました」と二度とないチャンスとして極めたと言う。
さらにチームでの作戦としては、朝倉得意の打撃でなく”グラウンドで行こう”という戦略だったとも明かし「計画通りに実行して、うまくいった」と想定通りであったと言う。
もっともケラモフ自身は「私は打撃でもひけを取らない」と、朝倉との打撃戦に恐れを抱いてはいない。
続けて「(未来と)将来的に打撃中心で戦うことになるとしても、絶対に勝てる自信を持っています」と再戦し、それが打撃戦であっても上回ると自信を持って語った。
また今回、故郷のアゼルバイジャン大会が行われることが発表されたが、対戦したい相手として「誰と対戦しても、まったく構わない。クレベル選手であろうと、斎藤選手であろうと」と相手を選ばず迎え撃ちたいと意気込んだ。
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