2023/07/31（月）UP
（最終更新：2023/07/31 12:57）

パトリシオ・ピットブルが鈴木千裕との再戦要求と見れる投稿をした

　7月30日（日）に開催された『超RIZIN.2』（さいたまスーパーアリーナ）の［RIZIN MMAルール：5分3R（70.0kg）］で、鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）にまさかのKO負けとなった、現ベラトールフェザー級王者パトリシオ・ピットブル（ブラジル/ピットブル・ブラザーズ）が試合後に自身のSNSを更新。「おめでとう千裕。でもこの物語にはまだ新しい章がある」と再戦要求とも見える投稿をした。

【動画】ベラトール王者パトリシオが倒れた！TKOの瞬間

　試合は、鈴木が序盤からパンチのフルスイングで仕掛け、パトリシオのタックルも切ると、一気に前に出てパンチを振るい、右フック、右ストレートと連続ヒット。これでパトリシオが倒され、1R KO負けとなった。

　パトリシオは試合後のインタビューには出席しなかったが、自身のSNSで「日本の皆さん、素晴らしい歓迎をありがとう。残念ながら私の夜ではなかった。おめでとう千裕。でもこの物語にはまだ新しい章がある。ではまた」と鈴木を称えながらも、再戦の意向を示した。

　今回の投稿にコメント欄では、「ベラトールでのリベンジマッチに期待」「次は勝つところが見たいです！」「次はしっかり準備して最高のファイトを」など、ファンからは期待の声が寄せられていた。

パトリシオ（左）がまさかのKO負け

　鈴木も試合後のインタビューで、（パトリシオ側に）再戦を要求されたらという質問に「一言で。イエス、やります」と即答していた。

　さらに、RIZINの榊原CEOは大会後の総括で「（ベラトール代表）スコット側の立場だったら、すぐにでも（鈴木を）アメリカに連れて行って」再戦を行わせるだろうとコメント。
　続けて「この“ゴッドアングル”を使わない手はない。ベラトールからオファーが届く可能性も十分あるし、そうなればスコットとも話をし気持ちよく送り出したい」とベラトール本場アメリカで鈴木が戦う可能性は大いにあるとした。

　鈴木のパフォーマンスが素晴らしかった事は間違いない。しかしこのカードは大会の4日前に急遽発表されたものであり、互いにとって準備不足だ。パトリシオ側も鈴木の対策を出来なかった、あるいは油断してやってなかった事が考えられる。次は両者万全の状態で試合を見たいが、再戦は実現するのか今後の展開からも目が離せない。

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