【KNOCK OUT】王者・古木誠也と挑戦者・小倉尚也が計量パス「気持ちもタフさも全て勝てる」(古木)「KOでベルト巻く」(小倉)
8月6日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2023 vol.3』の前日計量が5日都内にて行われた。
トリプルメインの第1試合[KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(-55kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で対戦する古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/王者)は54.6kg、小倉尚也(スクランブル渋谷/挑戦者)は55kgジャストで計量をパス。その後の会見に出席した。
当初、古木の相手として、今年6月に行われた[KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦]で小倉に勝利した武蔵が予定されていたが、所属ジム『WIVERN』を退会したことで今大会を欠場することとなり、挑戦者は小倉へ変更となった。
古木は、IBKO国際武道空手道連盟・軽量級優勝(2019年)の実績を誇り、キックに転向。昨年12月に、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦で工藤“red”玲央を初回KO。6戦目にして王者に輝くも、今年3月、武蔵にまさかのKO負けを喫した。
対する小倉はK-1グループの『Krush』でキャリアを積んだ後、昨年12月よりKNOCK OUTに参戦。打ち合いを信条とするファイターで、今年3月には工藤“red”玲央をKOで下すなど強さを見せている。
計量を終えた小倉は「ちょっと短い期間でしたが、非常にいい準備ができたので、 明日は必ず自分のKOでベルト巻こうと思います」とコメント。古木は「減量もうまくいって調子がいいので、明日は試合が楽しみです」とそれぞれ意気込んだ。
相手より勝っている部分を問われ、小倉は「キャリアと、ベルトへの気持ちは違うと思います。自分は倒せるので、そこらへんも差を見せられたらと思います」と話す。古木は「気持ちもタフさも、全て勝てると思います」と互いに譲らなかった。
小倉はベルトへの思いを尋ねられ「このチャンスが巡ってくるとは思ってもいませんでしたが、やっぱりたくさん負けてきましたし、 それでも続けてきたことでこのチャンスが巡ってきたと思ってるんで、ベルトへの思いは強いですね、必ず取ります」と語った。
トリプルメインの第1試合となったが、古木は「試合順は別に関係なく、小倉選手に勝つことだけを考えている。明日は楽しみにしてて下さい」と気にしない様子で、ファンへ向けメッセージを送った。
この試合の後は、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/王者)vs古村光(FURUMURA-GYM/挑戦者)のKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(-55kg)タイトルマッチ、心直(REON Fighting sports GYM)vs乙津陸(クロスポイント大泉)のKNOCK OUT-REDバンタム級(-53.5kg)王座決定戦と続く。
古木と小倉の試合が今回の3大タイトル戦を盛り上げる起爆剤となるか。タイトルマッチに相応しい、ハイレベルな戦いを期待したい。
<計量結果>
▼第5試合KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(-55kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/王者)→54.6kg
vs
小倉尚也(スクランブル渋谷/挑戦者)→55kg
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