女子ボクシング4団体統一王者が薬物陽性「彼女は以前より筋肉質だった」
女子プロボクシングの世界スーパーフェザー級4団体統一王者アリシア・バウムガードナー(米国)にステロイド系の薬物に陽性反応を示したことがESPNほか海外メディアで多く報じらている。
7月15日に米ミシガン州にて行われた、4団体統一王座防衛戦でクリスティーナ・リナルダトゥに3-0の判定勝ちを収めたがその3日前に行われた薬物検査の結果が先日発表されたのだ。
負けたクリスティーナによると「以前対戦したときよりも別人だった」と18日(日本時間)配信のスポーツ・イラストレイテッドのインタビューで語っている。
【フォト】アリシアはステロイドか!?そのバキバキマッスルボディ
陽性反応が出たのはメステロロンと酢酸メテノロンのステロイド剤の代謝物だ。しかし彼女は禁止薬物を摂取したことはないと否定している。
6月16日と試合当日の7月15日に採取されたサンプルに関してはいずれも陰性だった。
アリシアは、これまで禁止薬物の陽性反応が出たことはなかったが、この陰性結果によって、陽性反応が出ることは “基本的にありえない “と主張した。
「はっきり言っておくが、私はこれまでも、そしてこれからも、この薬物やその他の薬物を摂取することはない」
今回負けたクリスティーナだが、2018年にはアリシアにスプリット判定勝利を収めている。クリスティーナは先月対戦したアリシアはまったく違っていたと言う。「彼女はより強く、よりパワフルだった。私はそれを感じた」と主張する。
35歳のクリスティーナは元WBO世界王者で、アリシアとの試合は限られた現役生活でのタイトル獲得のチャンスだった。
クリスティーナは、この4団体統一王者を出場停止処分にし、タイトルを剥奪すべきだと言う。
「すべてのタイトルを剥奪すべきだわ。そして、ベルトを賭けて戦うチャンスをもう一度与えるべきだ」
クリスティーナのマネージャーであるブライアン・コーエンは、パフォーマンス向上物質を摂取した者に対する処罰は厳しくあるべきだと言う。
「薬物でパフォーマンスを上げ、母でもある彼女を危険にさらした。彼女がやったと思うか?ああ、彼女はやったと思う。彼女は以前よりも筋肉質だった」と主張している。
果たしてこの薬物疑惑の判定はいかに。
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