2023/08/25（金）UP
（最終更新：2023/08/25 17:19）

YA-MAN（左）と山口（右）は、明日、初代OFG王座を争う

　8月26日（土）に東京・大田区総合体育館で開催の『RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round』の前日計量が25日、都内会場にて行われ、［初代RISEオープンフィンガーグローブ（OFG）-65kg級王座決定戦］に出場するYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が65.00kgで計量パスし、MMA特訓で進化した肉体を披露。山口裕人（道化倶楽部）は64.90kgで計量パスし、鍛え上げた肉体を見せた。

【フォト】YA-MAN、MMA特訓のマッスルボディ！山口裕人の刺青ボディ

　YA-MANと山口裕人は、ともに計量をパスするとフェイスオフで睨み合った。緊張の糸が張り詰める。これまでOFGを盛り上げてきた2人だけに、向かい合うだけで特別な思いがぶつかり合った。

緊張の糸が張り詰めたフェイスオフ

　YA-MANは今回、キックの他にもMMAの練習もしてきたという。その成果なのか、肩回りの筋肉が発達しているのが分かる。YA-MANは「MMAの練習でパワーがついたことを実感しています」と手応えを感じているようだ。

　今回の試合については、「リスペクトを込めてボコボコにしたい。2年前とはレベルが違うので、速攻で倒したいと思います」とYA-MAN。2年前とはOFGルールが始まった時期で、当時無名のYA-MANは山口裕人の実弟の侑馬と対戦した。その試合でKO勝ちを収め、ここまで成り上がってきた経緯がある。

　また何ラウンドでKOしたいか聞くとYA-MANは「1Rで決まると思います。お互いにフルスイングで打ち合うと思うので、先に当たった方が勝つ」と予想した。

　山口も同様に、「先に当たれば勝つし、もらったら負ける。（KOについては）1Rでも3Rでも、どこでも構わない。延長ラウンドは嫌なので、3R以内に倒します」とKO決着を宣言した。

チャンピオンベルトを持つ2人。どちらが初代王者になるのだろうか

　KO決着を前提にYA-MANは「いつもRISEを俺が盛り上げるつもりでやっているんで、毎回、毎回、RIZINだろうと関係ない。最高の試合をするだけ」と盛り上げることを約束した。山口も「倒すこと、盛り上げること、それしか考えてない」とこの試合へかける気持ちを伝えた。

　明日は、バチバチのKO決着間違いなしのプロフェッショナルの戦いが見られそうだ。

＜対戦するYA-MANと山口裕人の近況＞

　YA-MANは、RISEのOFGマッチで名をあげた“キングオブストリートファイト”。昨年6月には『THE MATCH 2022』で芦澤竜誠を初回KO、10月にはRISEで白鳥大珠に判定負けしたものの絶大なインパクトを残した（通常のキック戦）。今年5月には、RIZINで初のMMAに参戦し、三浦孝太に1R TKO勝利している。ちなみにYA-MANのOFGの試合は過去4戦、すべてKO勝ち。

　対する山口は勝っても負けてもKOの激闘派として知られる、OFGの申し子。21年5月に松本芳道との特別マッチでOFGマッチに参戦。その後も稲石竜弥、東修平、タップロンらと激闘を繰り広げ、今年3月にタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラと計6度のダウンを奪い合い、逆転KO勝ちを奪ったばかりだ。

＜計量結果＞

▼初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦 3分3R無制限延長R
YA-MAN（TARGET SHIBUYA/スーパーライト級3位）→65.00kg
vs
山口裕人（道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者）→64.90kg

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