元女子ボクシング王者・赤林檎、日本最後のリングは何とラウンドガール!海外へ渡航し行き先は秘密
8月28日、元女子日本バンタム級王者・赤林檎が、海外を拠点にボクシング活動を行うため、出国した。赤林檎は7月20日付けでJBCに引退届を提出、王座を返上していた。
赤林檎は「私の日本最後のリングはラウンドガール」とラウンドガール動画や写真の投稿を置き土産に、旅立った。
赤林檎は元MMAファイターで、DEEP JEWELSなどで活躍。21年4月にプロボクシングに転向すると、昨年4月にWBO女子アジアパシフィック バンタム級王座をKO勝利で獲得、今年4月には日本女子同級王座をこれもKO勝利で獲得していた。
昨年からメキシコやアメリカ修行を敢行しており、強さに磨きをかけていたが、7月20日にJBCが王座返上と引退を発表した。
そして今月25日、赤林檎はSNSで「アメリカ行く!引退(JBC)やねん。こんなに戦うのが好きやのに辞めたくても辞めれるわけないやろ笑。色んなとこ旅しながら戦う方が性に合ってる。ばいばい!」とアメリカ等海外での現役続行を示唆。
28日には「私の日本最後のリングはラウンドガールで終えた笑。明日日本出るからどんだけ叩かれても怖くないもんな!ばいばーい!」と、大阪の格闘技イベント『ACF』でラウンドガールを務める映像を投稿した。
この先いったいどうするのか、赤林檎に取材を行った。
現在トランジットでハワイにいると言う赤林檎。ボクシングを続行するのかとの問いには「もちろん!」と即答した。
引退は「JBCからの引退」だとし「試合が決まってからでは迷惑をかけると思ったので、(修行先の)アメリカから連絡しました」と”オンライン引退”したと言う。
JBCから引退した理由については「このまま日本で試合してて、自分がなりたいチャンピオンになれるのか考えたのもあります。(海外には)強いやつもいっぱいいるし、勝負したいし」とチャンスを求めて渡米すると言う。
さらに「どうせ世界戦待つなら、ワクワクするような試合しながら掴みに行きたいし。世界以外やりたい奴もいない日本に固執する必要なんかないと思いました」とも語る。
真正ジムに所属していたが「いつもめちゃくちゃで破天荒な私を大概自由にしてくれたし、ボクシングもわかってない、よその競技からきた人間にたくさん良くしてくれて感謝してます」と感謝の言葉を述べる。
出国し、どこかに所属するのかと聞くと「ジムに所属の概念はないので、自由にやります!海外拠点にして旅しながら戦う方が性に合ってるし」と奔放な”野生児”らしいコメントだ。拠点はまだ秘密とのこと。
赤林檎というリングネームは、海外の多くの国では使えないとのことで、本名”中井麻美”での試合になると言う。SNSでは「赤林檎改め Asami”the Nightmare”Nakai」と書かれていた。
日本ではボクシングとMMAの兼業は出来ないが、海外では両立可能だ。赤林檎は「総合が嫌いでやめたわけじゃなくて、日本ではどちらも出来ないからやめただけなので。出来ないわけではない…って感じですね、ちょっとドキドキしてる自分もいます」とMMA復帰の可能性もあるとする。
最後に「行くだけなら誰でもできるし、やり遂げなかったらダサいけど、人生ギリギリぐらいが面白い」と新天地での格闘技ライフに意気込む。
”野生児”赤林檎の、新たな門出を見守りたい。
※9月上旬「拠点や、試合の色々な事情が変わる可能性がある」とのこと
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