【RIZIN】金原正徳、最強クレベル戦で一点突破!「勝つなら“ここ”というのはある」
9月24日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.44』の直前インタビューが、22日、都内ホテルにて行われた。[RIZIN MMA Rules 5分3R/66kg]にて、前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が、個別インタビューに応じた。
決戦を2日後に控えた金原は、「この2カ月、長かった。眠れない日もあったけど、きつい練習して充実した日々を過ごしてきました」と過酷な日々を乗り越え満足そうに振り返った。
インタビュー中は何度も水を飲み、減量が辛そうなイメージはあったが「これまで戦ってきた選手とはレベルが違う。試合にかける思い、熱量はこれまでで一番。これまでは、やってきたことで勝てると思っていましたが、それだけでは勝てない。コンディションも含めて、燃え尽きてもいいくらい、最後になってもいいくらいの相手です」と限界まで追い込んでいることが伝わってきた。
金原はクレベルの試合映像を見たというが、「強いのは知っていたし、映像見ても強いなと思いました。でも自信がなくなるので、途中で観なくなりました。対策をそんなに練ってやるタイプではないんですけど、クレベルの試合を見れば見るほど強いなと。間違いなく、これまでで最強だと思っています」と気を引き締めていた。
発言から、やや弱気になっている印象も一方で持ってしまうが「100%勝つつもりで上がります。勝つための作業を2ヵ月間やってきたんで。自分が自分を信じなければ、誰が信じるのか」と金原は険しい表情を見せた。
勝つイメージについては「勝つパターンなら“ここ”というのはある」と金原。強いクレベルを相手に少しも油断せず、ウイークポイントが見えているのだろう。
“クレベルに勝った先のことは考えていない”と、笑った金原。全身全霊で最強の相手を倒すことだけに集中している今の彼は、これまで超えられなかった日本人ファイターの壁をぶち破るかもしれない。
2日後、“裏番長”が“ヒーロー”になる可能性は十分にある。
<金原とクレベルの近況>
金原は元SRCフェザー級王者で、過去には山本“KID”徳郁、アレックス・カサレスに勝利したことのあるベテラン戦士。一時は戦線を退くも、現在はRIZINフェザー級で芦田崇宏、摩嶋一整、山本空良に3連勝中と波に乗る。
クレベルは20年大晦日のRIZIN参戦から朝倉未来戦を含む6連続一本勝ちで王者に。昨年大晦日のパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ戦は判定負け。前戦は6月に鈴木千裕とフェザー級タイトルマッチを行う予定だったが、契約体重を400gオーバーし、失格で王座剥奪となった。試合は行われ、腕十字固めで一本を奪うもノーコンテストに。今回は仕切り直しの一戦となる。
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