【ボクシング】井上拓真が初防衛戦、過去最強の元世界王者に“カウンターでKO”狙う
11月15日(水)東京・両国国技館にて行われるプロボクシング[WBA世界バンタム級タイトルマッチ]にて、同級王者の井上拓真(27=大橋)が、元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(31=フィリピン)を迎え初防衛戦に臨む。
【フォト】井上拓真、流血の激闘で王座奪取!兄・尚弥とツーショット
本日27日に開かれた会見で、井上は「前回の決定戦(今年4月リボリオ・ソリス戦)でチャンピオンになることができ、自分自身ここからがスタート。兄(尚弥)に続いて統一チャンピオンになれるように頑張っているので、しっかりクリアして初防衛したいと思います」と、意気込んだ。
今回の挑戦者アンカハスは、IBF世界スーパーフライ級王座を9回防衛した強豪サウスポーだ。現在はバンタム級でWBO3位、WBA6位、IBF7位につける。
そのアンカハスについて井上は「自分が今まで戦ってきた中で、いちばん強い相手だと思っています。なので自分も過去一最高の仕上がりをして、しっかり倒したいと思います」と“過去最強”の相手と捉えている。「パンチが強いと思うのでもらわないことと、位置取りで完封したいと思います」とも語った。
この試合内容で自分の真価が問われると語り「相手もパワーがあり、9回防衛している選手なので、自分がそれ以上に上回る技術を出して、しっかり勝ちたいと思います」とした。
井上にとってサウスポー相手の試合は21年11月の和氣慎吾戦以来となるが、サウスポーに対しては「前に比べてやりづらさもなくなってきていますし、自分の思うように動けてきているので苦手意識はないです」とサウスポーも特に苦手ではないという。
初防衛戦に向けて10月から、より本格的にスパーリングしていくという井上。会見後の囲み取材では、自身が強くなっている実感はあるとし「自然と魅せる試合になると思う。自分がピンチの場面も出てくるだろうし、その場面でどういう対応をできるか、そこは未知のところ」と語った。
どのような感じで試合を終わりたいか問われると「KOで終わりたい」と答え、KOするパンチは「ストレートか左フックですね。コンビネーションというよりは、理想としてはカウンターで」と、カウンターを合わせて倒す準備をしていることも語った。
なお、アンカハスは会見に出席せず、ビデオメッセージで「日本は素晴らしい国で、子どもの頃から行きたい国でした。日本人選手は、よい選手ばかりだと思います。拓真選手は優れたボクサーで、兄弟そろって動きも俊敏で素晴らしいです。日本在住のフィリピンの皆様、応援をよろしくお願いします。11月15日は頑張って世界王座を獲得します」と語った。
今大会はウクライナ支援チャリティーマッチとして行われ、Amazon Prime Videoにて独占配信される。
▶次ページは【フォト】井上拓真、流血の激闘で王座奪取!兄・尚弥とツーショット
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】11.15 井上拓真vsアンカハスほか生中継、放送、配信情報
・【テレビ・配信】10.1 カネロ・アルバレスvsジャーメル・チャーロ=ボクシング生中継・放送・配信情報
・井上拓真がソリスに勝利し新王者に!兄・尚弥が返上のベルト”1本目”を奪還
・10.1カネロ戦へ向け、チャーロの”恐るべき”失神KO映像を公開!
・マイク・タイソン、ガヌーを上回るスピードのパンチに世界が驚愕、熱血指導でフューリー戦へ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!