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“バキバキ腹筋女王”澤田めぐみの連覇を止めた!フィジーク新女王は荻島順子に決定

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2023/10/09(月)UP

バキバキな腹筋がトレードマークで全日本女子フィジーク3連覇に挑んだ澤田めぐみ(左)だったが、荻島順子(右)が勝利した

 10月8日(日)、東京・江戸川区総合文化センターにて、JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の『第41回日本女子フィジーク選手権大会』が開催され、5度目の日本一を目指していた女王・澤田めぐみ(62)を押さえ、新鋭の荻島順子(55)が新女王に輝いた。
 澤田のバキバキ腹筋に対して、盛り上がった肩周りの筋肉で勝負した荻島に軍配が上がったようだ。

【フォト】萩島の驚異の肩周り、澤田のバキバキ腹筋

 フィジーク日本一を決める今大会は、“澤田の連覇を誰が止めるのか?”が見どころの一つといえた。澤田はバキバキ腹筋が特長で、“ドラゴンフラッグ”という腹筋トレーニングを行っている。これはベンチ台に仰向けになり、手でベンチ台をつかみながら高く足、腰、背中を上げるというもので、熟練度が必要とされる。このトレーニング法に取り組み、バキバキの腹筋を仕上げていることが分かる。

 おそらく腹筋だけで勝負をしたら、澤田に勝つことは難しい。昨年4位の荻島は、肩周りの筋肉と広背筋を主に仕上げてきたようだ。腹筋は澤田に劣ったとしても、肩周りの筋肉と広背筋でボリューム感を増し、さらにお尻を大きくすることで全体のバランスを整えた。澤田も進化した肉体で勝負したように見受けられたが、荻島のボリューム感の方が優っていた印象だ。

 とくに萩島のバックポーズは他を圧倒する迫力があり、これからも新女王として長期政権を築く可能性を秘めている。澤田の巻き返しにも期待がかかり、今後の女子フィジークは熾烈なトップ争いが続く予感だ。

【女子フィジーク順位】
1位 荻島順子
2位 澤田めぐみ
3位 清水恵理子
4位 大澤直子
5位 阪森香理
6位 藤原彩香

ベストアーティスティック賞
大澤直子

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