【RISE】“挑戦者のSB”魁斗、王者・門口佳佑撃破へ「前半からガンガン行く、隙作って倒す」

2023/10/11（水）UP
（最終更新：2023/10/11 11:34）

　10月29日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 172』の［RISEフェザー級（-57.5kg）タイトルマッチ］で王者・門口佳佑（EX ARES）に挑戦する、魁斗（立志會館/同級1位）が公開練習を行った。

【動画】魁斗、“フェザー級最強”呼び声の安本晴翔からダウン奪取！

　普段通り右構えの魁斗は、トレーナーの持つミットにテンポよく打撃を繰り出した。ワンツー、フックや右ミドルなど多彩な攻撃も披露し「単純にワクワクしています」と王座戦を控えた率直な心境を明かした。

　RISE4戦目で王座戦へたどり着いたわけだが、本来はシュートボクサー。シュートボクシングは、立った状態での関節技や絞め技、組んでからの投げが有効な競技だ。既に-70kgでは海人が継続参戦を果たして、ミドル級王座を戴冠している。

「初めて（RISEに）出た時はやりにくかったですが、2戦目以降は問題なしかなと。ワンキャッチ、組んでのヒザとかの違いもありました。アグレッシブさを意識してやっています」とコメント。

　対戦する門口はバックボーンである空手と、パンチ技術を融合したスタイル。今年3月のK-1対抗戦では、タフネスで有名な元Krush王者・新美貴士に競り勝っているだけに、相当なタフさを持ち合わせている。

　門口に対しては「戦いにくくはないけど、面倒くさいかなと。頑丈やし、結構ガンガン詰めてくるから、鬱陶しいなという感じ」と分析する。門口の手数も警戒しての発言だろう。「そこを跳ね返す感じで考えている。自分の中では前半からガンガン行こうと思っている。相手の隙を作って倒すって感じです」とKO勝利を見据える。

　ベルト獲得後のビジョンを問われると「僕の中の予定はRISEチャンピオンになったら、RISEを背負うことになるので他のチャンピオンとやって強さを証明したいです。最終的には世界で一番強くなることなので、そこを目指してやっていきたい」と語った。

　テーマについては「チャンピオンになるという覚悟を見せること、倒しにいく」と話しているだけに、門口との真っ向勝負が見られそうだ。

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