【UFC】オリベイラが欠場、階級下王者ヴォルカノフスキーが代役でタイトル戦に

2023/10/11（水）UP
（最終更新：2023/10/30 13:40）

　10月22日（日・日本時間）にアブダビで開催される『UFC 294』では［ライト級タイトルマッチ］として同級王者イスラム・マカチェフ（ロシア）vs元同級王者チャールズ・オリベイラ（ブラジル）が決定していたが、オリベイラが10日に負傷し欠場。
　緊急の挑戦者代役として、現フェザー級王者アレキサンダー・ヴォルカノフスキー（オーストラリア）が決定した。両者は今年2月にも対決し、8か月ぶりのリマッチとなる。

【フォト・動画】オリベイラが深すぎる傷を公開！前回の2人の大激闘も

　UFCは11日正午（日本時間）にオリベイラの欠場を発表。緊急会見を開いたダナ・ホワイト代表によると、オリベイラはスパーリング中に眉の上をカットし、8針縫うほどのケガだったと言う。

　相手のライト級王者マカチェフと、急遽“代役”に決まったフェザー級ヴォルカノフスキーとは、今年2月に対戦。
　階級下の王者であるヴォルカノフスキーは2階級制覇を目指し、マカチェフの初防衛戦の相手として挑み“ヴォルカノフスキーの打撃vsマカチェフのグラウンド”の激闘接戦となるも、マカチェフが判定勝利した。

　その後ヴォルカノフスキーは今年7月、ヤイール・ロドリゲスと対戦し、3R TKO勝利で5度目の防衛に成功。
　マカチェフはヴォルカノフスキー戦以来戦っておらず、連戦となる。

　現在はヴォルカノフスキーがUFCパウンド・フォー・パウンド2位で、マカチェフが3位。トップ同士の対決が、試合11日前に組まれた。

　ヴォルカノフスキーは7月半ばに左ヒジの手術を受けたばかりで、回復には6週間かかるとされていた。通常の練習が出来るようになったとして9月に入ってからだろう。
　ヴォルカノフスキーはSNSで「ただ語らず、行うのみだ」と意気込んでいる。

　世界最高峰同士の再戦が、11日前に決定したが、結果はいかに。

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