カシメロ「すぐにでも井上尚弥と決着をつけたい」主催の伊藤雅雪プロモーターは苦言
10月12日(木)東京・有明アリーナで行われたプロボクシング[スーパーバンタム級10回戦]では、元3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(34=フィリピン)と元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(35=角海老宝石)が対戦。4回に小國がバッティングで負傷し引き分けとなった。
カシメロは試合後会見で「小國のパンチは効いていない。井上尚弥とはすぐにでも決着をつけたい」と気を吐いた。
【フォト】小國のボディがカシメロにヒット!カシメロは小國のテンプルに!
インタビュー会場に現れたカシメロ。
小國とは互角で、途中ボディが効いたように見えたという質問に対しては「ボディは効いていない。パンチを貰ったがそうでもなかった」とダメージは無かったと否定する。
小國との再戦に対しては「相手は誰でもいい」と乗り気ではない様子だ。
しかし”ロードトゥ井上尚弥”について聞かれると「井上とはすぐにでも決着をつけたい。今日の試合はライトトレーニングしかしていない。井上とやるのならハードトレーニングをする。力を見せる」とした。
試合を振り返り「早く終わらせたかったが、それよりもエンターテイメントにしたいので5〜6ラウンドでKOを狙っていた」とストップが無ければ、フィニッシュを予定していたと言う。
ところが小國に押された場面もあり、主催の伊藤雅雪プロモーターも個別会見で「あの内容では井上尚弥選手にすぐに挑戦とは言えない。カシメロは練習不足。スパーもほぼやっていない」とし、小國とのノンタイトル戦には気持ちが入らなかったようだ。
しかし、“ロードトゥ井上尚弥”を目指すカシメロについて「井上戦の前に一戦やらせたい。しっかりとした内容でなければ」とし、カシメロをフィリピンではなくアメリカなどで練習環境を与え、井上戦に向けたふさわしい戦いをした上での話だと語った。
カシメロは、フィリピンの地元地域では“王様”で、なかなか練習をしないのだと言う。
また、小國との再戦について乗り気ではなかったものの、「フィリピンでなら面白いかもしれない」と小國との再戦の可能性を示した。
小國も再戦について聞かれると「やるのであれば、もちろん研究して、もう1回頑張りたいと思いますが。相手はやるメリットがないのでは」と記者たちを笑わせ「また会長に、だれか呼んでもらいます」とコメントした。
2人の再戦は果たして実現なるのか。
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