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【K-1】“ワル”海斗が、“天才”宇佐美秀メイソンと激突=12.9大阪

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2023/10/18(水)UP

アウトローの海斗と天才児の宇佐美の対決が実現

 12月9日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 ReBIRTH.2』の対戦カード発表記者会見が、10月18日(水)都内にて行われ、[スーパーファイト/ウェルター級/3分3R・延長1R]で、海斗(日本/LEGEND)と宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box)の注目の試合が組まれた。
 また、ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)vs松岡力(日本/K-1ジム五反田チームキングス)、アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)vs璃久(日本/ HIGHSPEED GYM)、篠原悠人(日本/ DURGA)vs大岩龍矢(日本/ K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)も同時に発表された。

【動画】宇佐美が“血まみれ”アルバート・クラウスを蹴り技で翻弄

 海斗は“ワルの祭典”と呼ばれていたアマチュア総合格闘技イベント『THE OUTSIDER』への出場を経て、17年10月にKrushに参戦。パワフルな蹴りを武器に勝ち星を重ね、20年3月に第3代K-1スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで木村ミノルと対戦した。その後、安保瑠輝也に敗れると約8カ月間の休養を経て、幸輝をKO。今年3月は松岡力に判定負けを喫し、9月に大輝をKOして再起した。

海斗はバチバチ打ち合うと宣言

 一方の宇佐美は、RIZINにも参戦する宇佐美正パトリックの実弟。幼いころから始めた空手をベースとし、関係者の間では「10年に一人の逸材」との評価を受ける。昨年4月MMAでデビューしたが、続く年末には初のキックルールに挑戦。レジェンドのアルバート・クラウスに判定勝ちを収めた。9月にジャマル・ワヒィムをKOしてISKAインターコンチネンタル暫定王者となったばかりだ。

 会見で宇佐美は、「地元・大阪の試合なんで、しっかり倒して盛り上げていこうと思っています」とコメント。対する海斗は、「ボコボコにして勝ちたいと思います。倒して寧仁太・アリ(Krushウェルター級王者)にアピールしたい」と宇佐美は眼中にない様子。

宇佐美は野杁正明と戦いたいと宣言した

 さらに、宇佐美が「アゴの弱いブンブン丸。パンチを振っているなというイメージだけど、僕には当たらないです」と挑発。海斗は「センスはめちゃある。僕はパワーで倒してアピールしたい」と意外にもあまり絡まないスタンスをとっていた。

 宇佐美がキックデビュー戦でクラウスに勝利していることについて海斗は、「クラウス選手はリスペクトしているんだけど、おじいちゃんと戦って勝った感じ」と一蹴し、宇佐美のキック3戦無敗の記録も「普通じゃん」と笑い飛ばす場面も。

 これを無視した宇佐美は「まだキックを始めて1年、現時点では差があるかもしれないけど、チャンピオンクラスとやって、野杁正明選手とやりたい」とこちらも海斗には興味がない様子だ。

 “ワル”海斗が勝つか、“天才”宇佐美が勝つか。噛み合わない2人の対決は、まったく結果が予想できないマッチアップとなった。

<その他のカードとコメント>

ジョムトーンと対戦する松岡力

[スーパーファイト/ウェルター級/3分3R・延長1R]
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)
vs
松岡 力(日本/K-1ジム五反田チームキングス)

松岡力のコメント
「憧れていた選手が相手なんで、気持ちが入っています。僕が自分で言うのは何ですけど、テクニシャンなんで気合いが入っています。会見でバチバチやりたかったんですが、(不参加なので)がんばります(苦笑)。(どんな試合をしたいか?)もう年なんで、ケガをしてしまって。おじさんなんで(笑)。(相手の印象)ボクシングでもK-1でも世界チャンピオンになれなくて、階級を下げてきても甘くないぞと。K-1は僕の方が長いので見せてやろうかなと思っています」

アビラル(左)と璃久(右)は乱闘騒ぎを起こした

[スーパーファイト/スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
vs
璃久(日本/ HIGHSPEED GYM)

アビラルのコメント
「また決まったということで気合い入っています。和島選手の舎弟という感じみたいなんで、ぶっ飛ばしてチャンピオンに近づきたい。(相手の印象は)とくにない。和島選手の舎弟。(前戦のKO勝ち)レベルが違った相手だったんで、韓国の2冠王に勝って。でもピケオー戦でKO負けをしたので、12月に全部やればいいかなと思います」

璃久のコメント
「学生の頃から見ていたK-1に参戦し、アビラル選手と戦うことに感謝しています。リスペクトを持って、地元・大阪なんで勝ちたいと思います。(印象は?)まあでかいなと思ったんですけど、僕が勝ちそうな相手に勝っているだけなんで、同じくらいの選手かなと。(舎弟とバカにした発言に)これから、その舎弟に負けるぜ。(森田奈男樹に勝った試合について)後で解説の声を聞くと、みんな僕が負けると思っていたのかな。あそこで勝ったのは持っているなと思いました。(どんな試合を見せたいか)僕、全然、強くないです。練習して、勝てるようになるだけです。潰れたチーターなんか…(発言でアビラルが“今、ここでやるか”とキレて乱闘騒ぎになり蹴りをもらう)ここはホンマ、初めて見ていたK-1、バチバチ打ち合って倒れてもらったらいいかなと思います」

篠原(左)と大岩(右)

[スーパーファイト/ライト級/3分3R・延長1R]
篠原悠人(日本/ DURGA)
vs
大岩龍矢(日本/ K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

篠原のコメント
「6年連続、地元でやれることに感謝しています。試合で見せるしかない。ここ数試合、ただ勝ったなというだけ。面白い試合をするだけ。大岩選手とならば、それができると思っています。(相手の印象)まだ鎖つけてんやと。武尊選手と一緒にいる印象。(どんな試合を見せたいか)殴り合うといってくれたんで、僕はパンチ得意なんでパンチ勝負でやりたい。(大岩との試合)下の階級だったので、意識していない。スピードのある選手の方が嫌やった」

大岩のコメント
「今日は久しぶりの記者会見だし、何を話そうかと思って。必ず勝つとかじゃ普通だし、乱闘すれば数字もとって盛り上がるだろうけど、俺は面白い試合をする、それだけ。ただ面白い試合をして、会場を盛り上げる。面白い試合をして、ファンになってほしい。みんなでK-1を拡散したら、盛り上がると思います。俺もするんでお願いします。
(相手の印象)爆発できなかった選手。(武尊の盟友と言われること)武尊がSNSで気をつかってくれて上げないようにしてくれているんです。(どんな試合を見せたいか)バチバチ殴り合いして、面白い試合をしたい。(階級を上げたこと)ライト級、もうひとつ上で試合ができるのかなと思いました」

▶次ページは、【動画】宇佐美が“血まみれ”アルバート・クラウスを蹴り技で翻弄

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