2023/10/19（木）UP
（最終更新：2023/10/23 05:11）

東京都足立区の喧嘩自慢の監督を務める樋口武大（※写真は過去のブレイキングダウンオーディションより、『朝倉未来YouTube』）

　11月23日（木・祝）に開催の『BreakingDown10』で行われる第2回喧嘩自慢最強決定戦に向けて、全国4カ所（愛知豊橋、兵庫姫路、埼玉大宮、東京足立）で各階級5名選抜のオーディションが実施されている。
　本日19日に朝倉未来のYouTubeで公開されたのは、東京都足立区のオーディション。監督を務めたのは、樋口武大と秀虎だ。このオーディションに“平成生まれで一番有名な不良”が参加した。

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　足立区のオーディションは階級別でスパーリングが行われ、参加者が熱い戦いを繰り広げた。その中で注目を集めたのは、ヘビー級。樋口が「まさか、出てくれると思わなかった。平成生まれで一番有名な不良です」と紹介したのは大久保竜二で、足立区では伝説の喧嘩師として有名らしい。

“平成生まれ一番有名な不良”（左）が参加（朝倉未来YouTubeチャンネル）

　大久保が今回参加した動機について「ブレイキングダウンが始まって、いろんな人から出てみないかと言われて、本当に興味がなくて。その中で足立区という枠ができた時に、他でやっているならいいけど、足立区なら俺が出ないと許さねぇぞ、そんな気持ちできた」と足立区への愛情があるからだと説明した。

　彼は、なぜ伝説の喧嘩師なのか。それは強さだけではなく、生き方にあるようだ。大久保は「これまでタイマンを張ってきたけど、俺からは喧嘩は売らない。弱い者イジメが好きではなくて、自分が強いことを知っている。だから弱い者を守りたい。男は人を守るために生きているものなので、そこはその先も変わらずに貫き通したい」と生き方を主張した。

東京都足立区は秀虎（左）と樋口（右）が監督を務めた（朝倉未来YouTubeチャンネル）

　スパーリングは2試合行い、初戦は相手のパンチをかわし、左右のフックで追い込み勝利。当初は、この1試合だけで足立区代表に決まりそうになったが、秀虎に「週2回、俺の朝練に参加するのが条件」と突きつけられると、「自分のスタンスが練習をしないこと。路上の喧嘩で練習するやつがどこにいるのかと言ったらいない。喧嘩で練習するやつはバカで弱いやつなんで、それが通らないんだったら辞退します」と大久保は断った。

　これを聞いた樋口と秀虎は、もう1試合を条件に課し、大久保は応じてスパーリングを続行。ここでも大久保は右をヒットしてヒザ蹴り連打で勝利した。

　大久保は「足立区はワルだと言われてきたんですけど、悪いというよりも真っ直ぐなだけなので、そのイメージを変えたいと思っています。ワルが悪くないという印象を証明していきたい」と意気込んだ。ただ暴れるだけの不良ではなく、正義感を持った新しい不良が登場。ブレイキングダウンに新風を呼び込みそうなキャラクターが誕生した。

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